日本のシステムがやばい
- カテゴリ：日記
- 2014/10/30 22:56:06
2015年問題というのがあります。
団塊の世代がいなくなるってーヤツじゃなくってね。
システムエンジニアの絶対数が足りなくなる
ってヤツです。
今、日本には約100万人のＳＥがいると言われています。
うち、１／４が社内ＳＥ。
残りがIT企業勤務のSE。
そしてこの人達が、
ＷＥＢ・ネットワーク・スマホアプリ・ゲーム・組み込みソフト等々
日本の「システム分野」の全てを作り上げています。
たった１００万人でね。
なので、ただでさえ人材が不足しています。
国内のＩＴ企業では、既に９割が慢性的にＳＥ不足。
そして、これから巨大プロジェクトが目白押し。
みずほグループのシステム大改編
郵貯グループのシステム改正
そして、マイナンバー制度。
来年は、企業がシステム開発外注しようと思っても
人がいなくて受注できない事態が発生するかも知れません。
そして、怖いのは、ＳＥ自体が壊れていくこと。
私もかつてはＳＥやってたことがありますのでね。
どんだけ重要な情報がＳＥの前を通り過ぎて行くのか
わかってるつもりです。
正直なところ、数百万件のセンシティブな情報を
バレないように吸い上げることは可能でした。
ベネッセの件でもそうですね。
吸い上げても自社内では発覚しない。
外部の者が発見しました。
つまり。
日本の情報の安全性は
実は世のＳＥの“善意”で成り立ってるのですよ。
バレずに悪いことしようと思えばいくらでもできるけど
倫理的に問題があるからやらない。
今、それが、崩れる可能性がある。
ただでさえ、不足するマンパワー、さらに急激な案件増。
でも、改善されない給与・待遇。
不満を覚えて、爆発しても
何等不思議は無い。
世の経営者はシステム開発を知らないから
金払えばできると思ってる。
でも、それは無知無茶な話で。
どれだけシステムの現場が悲惨なことになっているか
世間が目覚めないと、どこで第二第三・・・第百云々の
ベネッセ事件が起きても不思議ではないです。
社会基盤の全てに絡んでいる
システム屋の保護。
高齢者問題なんかより
はるかにヤバイ話だと思ってます。私。
システムの世界を説明してこなかった
エンジニア側にも問題はあるんですけどね。
大変な仕事をやってるんですよ。ｗ
おおっと！ダンナもＳＥなんで聞いてみようと思いますｗ
（ＩＴ企業勤務のＳＥになると思いますが）
ただ、守秘義務が色々とあるらしくて、家庭でも
仕事の話は一切しないです＾＾；
どんな企業にかかわっているかも・・・・・
一体、何をやっているのかしら・・・・？