ジャーナリストの矜持
- カテゴリ:30代以上
- 2015/07/22 23:32:13
大手マスコミが営利企業に堕しているのは
悲しいかな事実として。
それでも、真のジャーナリストはいる。
清水潔 「騙されてたまるか」
という本が出ました。
著者は、
「桶川ストーカー殺人」の犯人を見つけ出し
「足利事件」では冤罪の確認のみならず
真犯人と思われる人物にたどり着いた
ジャーナリスト。
その経緯を記録しています。
手に汗握る臨場感、
犯人を追い詰める正義感を
ひしひしと感じます。
事件だけでなく、
最終章では、特攻に消えた
愛のドラマも描き出します。
この最終章は本当にうるっと来ました。
NHKドキュメントになったり、
漫画化されたりしたそうですが
感動のノンフィクションです。
いや、白状します。
読み直して泣いちゃいました。^^;
※この話に興味のある方は「穴澤利夫」で検索してみてください
で。
著者は「今だからこそ」この本を上梓したのですね。
大手マスコミが権力の報道官になり
自ら調査もせず、大本営発表をし、
国民に真実が届けにくくなった今だからこそ。
ちゃんと裏を取り
国民に事実を伝えるジャーナリズムの大切さを。
それでも、真のジャーナリストはいる。
その気概をこの本に感じます。
いい話でやしょ?
でも、「美談」にはしたくないのだよねぇ。。
エレウシスさんが、ウルっとなった本ってどんな本だろう?と興味がわいて
「騙されてたまるか!」と買ってみました^^
オススメの最終章を仕事帰りの電車の中で読んだのですが、
たしかに・・・・・ポロリと涙がこぼれました。
切ない・・・・あんまりにも切ない二人の姿に・・・・
このお話が小説ではないところに、また胸がしめつけられました。
他の章はまだこれから読もうと思っています。
(もっと固い文章かと思ってましたが、みかんでも読めます^^)
いい本を紹介してくださってありがとうございました^^
マンガの「ラブレター」みかんも探して、娘に読ませたいと
思いました^^
ちゃんとしたジャーナリストを
国民もちゃんと支援する必要もありますね。
まだこの国に居てくださることにほんと感謝ですね(*´ω`*)!