私有地
- カテゴリ：30代以上
- 2015/07/24 21:50:09
静岡で起きた感電事故。
痛ましい事故ではあるが、一つ認識して欲しいことがある。
これは、私有地に無断で入り込んで
起きた事故だということ。
川は公共のものである。
水が流れてる川はね。
だけど、川岸の多くは私有地なのですよ。
例えば、実家の前に流れる川は
夏場になると、川遊びの「街の人」が大勢やってくる。
だけど、河原に下りる道も階段も
荷物を置く大岩も、みんなウチの所有地だ。
みんなに楽しく川遊びして欲しいから
自由にしてるけどね。
ただ、どうも「街の人」は
山や川を別世界だと思っている感じがする。
山も川岸も多くは私有地であり、
都会の一軒家の庭と同じく、管理してる人がいるのだ。
柵を設けた人の立場からすると
自分の家に泥棒（シカ）が来るから
敷地内に泥棒除けの強力なワナを仕掛けた
ってことなのだよね。
強力すぎるってーところは問題だけど
そもそも私有地なのだから、
動物はともかく、勝手に人が入ってくることを
必ずしも想定しているわけじゃない。
これを「業務上過失致死」と見なすってのは
ちょっと違和感を持つんだよなぁ。
都会と田舎は異文化である
ということをまた感じた件。
うん、そういう感じがしちゃいます。
これが業務上過失致死だとすれば
自分の家の台所に包丁を普通に置いておいて
泥棒が入ってきてその包丁で自殺すれば
家の者が業務上過失致死に問われる
のと一緒