Nicotto Town


エレウシス


割と本気なIT人材論

IT人材の不足が深刻です。

現段階でも20万人近く不足しているのに、
2030年には80万人不足するという話。

それで、理系・IT教育を加速させ、
IT人材を優遇する環境作りを進めるべき
という報告が成された。

方向性は間違ってはいないでしょう。、
だけど、どうしてもこう思うのだ。

「報告受けた君たちはIT人材にならんの?」

経営層・管理職がIT人材化すれば、
問題点の説明もスムースに行くし、
喫緊の時には手伝うことができる。
また、要件定義書やテスト項目なども
正しく作れるようになるから、その手間も省ける。

経営者や管理者がIT系知識を持つだけで
必要な人材は激減するはずなのだ。


第一、今の時代。
経営には会計知識が必要なのと同様、
セキュリティや知財の知識は必須だろう。

ところが、世のお偉いさんは、
「文系の我々には無理だから」
とか言って最初から手を付けないんだよね。

・・・無理ならTOPから降りろ。


私はいつもこういう「理系」「文系」の区分けが出るたび
強い違和感を持つ。

論理的思考に「理系」も「文系」もないからだ。

私は学生時代の専門は「歴史」でやってきた。
でも、普通にネットワーク組めるし、プログラムも作れる。
本読みながら、実際にいじってみれば、
時間はかかるにせよ、何とかなる。

参考書を読む読解力と、構成を理解できるだけの
論理的思考があれば、この程度は
覚えようと思えば誰でも覚えられる。

車の運転の方がずっと難しい。



で、この違和感の大本は何かと考えたのだが、
私が田舎者なことにあるんじゃないかと思うようになった。

田舎はモノがない。
そう簡単に買いに行けない。
自然も身近だ。
人間以外のものと共存している。

その中では「知らない」とか「不足」とか
言ってられない。
モノがなければ自分で作る。
スキルが不足していれば体得する。
それが当たり前に生きてきた。

DASH村の昭雄さんや
古民家カフェの美子さんを
街の人はテレビで見て
「何でもできてすごいなぁ」と言う。

でも、田舎者はこう思うのだ。
「そうそう、やったやった。」


田舎者からすると、
「人材不足だ~、どう確保しよう~」
なんてのは経営者失格だと思うのだ。

経営者だったら、
 1.まず人材になる。
 2.社員に工夫して教える。
 3.それでも不足しそうなら、外部招聘
て順番だと思うんですけどね。

人材不足の報告を受けたなら、
まず、お前たちが人材になり、
周囲を指導して人材をネズミ算的に増やせ。

それで解決する。

アバター
2016/06/12 17:56
☆浅草チロル さん
 子供教育する前に自分達が勉強せな。
 率先垂範とはそういうことです。
アバター
2016/06/12 06:53
ほんとに本気のやつだね^^;



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