火事連発
- カテゴリ:30代以上
- 2016/12/23 18:39:03
糸魚川の火事がようやく鎮火した。
昨日は糸魚川の大火があり
大宮で駅前火災があり
平塚で新幹線沿線火災があった。
どこも死者が出なかったのがホントに良かった。
焼け出された方々への支援が速やかに
進んで欲しいものです。
ところで、糸魚川も大宮も料理店が火元でした。
こういうのも、「便利さ」が当たり前だと考える
都会人の奢りに見えてしまう田舎者。
というのは、古来「火」は洋の東西を問わず
神性のあるものだったのですよ。
日本では竈神は高位の神であり、
ゾロアスターはそのまま拝火教、
ギリシャ神話ではヘスティア、
インドではアグニ、
中国では祝融、
北欧ではロキ、
いずれも神界の中心にいるメジャーな神々。
そしてロキに代表されるように、
恵みと災い・犠牲をもたらす二面性を持つ。
火とはそういうものであり、
扱うときは細心の敬意を払うものでした。
田舎では毎年竈神にお供えをします。
今は、スイッチひねればガスの火がつく。
便利であるが故に、火の持つ危険な面に対する
敬意を忘れがちになっているんじゃないかな、
と感じるのです。
飲食店は、刃物と共に
もっとも火への敬意を払っていた職種のハズなのに。
怖さを知らない者が力を使うと災いに転じる。
それが大きくなり過ぎたのが
度重なる原発の事故だと思うのですよね。
力への敬意と真摯さを忘れたときに
神は人へ災いをもたらすのです。
個人的には「加賀の井」が焼けちゃったのが痛い。。。
でも、火災から復活した「一品」みたいな蔵もあるからね。
頑張って復活して欲しいです。
蔵付酵母はさすがに難しいですが
火災から復活した蔵が現実にありますので
頑張って欲しいです。
時間はかかったけど、復活した実績が
茨城の蔵であります。
普段はめんどいけど、自治会がちゃんとしてると、
イザというとき強いです。
元の味が出せるようになるまで、何十年かかるんでしょう。
でも杜氏さんは無事だったので またいい酒造りを頑張ってほしいです^^
あんまり詳しくないけど、流し台の下にお米を格納したりするのは、そういった観点らしいです。
お米の属性は火で、命の源。水場の下に火をおくと、消してしまうからだめなんだって。お米からパワーを奪ってしまうとか。
死者が出なかったんですね!
昨日会社の人たちから火事のことを聞いてたから、どうなったんだろうと思ったけど安心しました!