えれ散歩
- カテゴリ：30代以上
- 2017/05/27 18:53:42
今日は涼しい休日。
車のメンテに行ってきました。
とはいえ、作業中ずっと待ってるのはヒマ。
こういう時は近所を散歩するに限ります。
場所は埼玉県岩槻。
岩槻城は江戸城を築いた太田道灌が
造った名城。
つまり、古くから人の住む要地だった
ということになります。
歴史を感じさせる場所が
多く存在するということですね。
でも、岩槻城址は何度か来たことがあるし、
折角だから車で行かないような
場所を目指します。
まずは、google mapで最初の目的地を探索。
近くには国の指定史跡、真福寺貝塚がありました。
住宅地の中にある貝塚は
碑が立っているだけの空き地でした。
ただ、直径150mにも及ぶ貝塚で
重要文化財の土偶も出ている史跡。
縄文時代から3000年以上、今も人が住んでいる場所。
この土地で、どれだけの人生が
営まれていたのだろう、と思いを馳せます。
続いて、冨士浅間神社に向かいます。
冨士浅間神社は各地にたくさんありますが、
ここは地域の人に愛されていることが
よくわかります。
面した道路はそれなりに交通量もあり、
100m行かないところには
国道16号が通っています。
しかし、神社の中は静謐そのもの。
こじんまりした神社。
普段、人が大勢来ているわけでもない。
それでも、神域の中はきれいです。
おそらく、近所の人たちが
時間のあるときに手入れをしているのでしょう。
これが、日本の宗教観、と感じさせてくれる場所。
歴史ある街を歩くのは
そこかしこに昔の人の想いを感じ
良質の本を読むのと同じ感覚があります。
これが知らない街を歩く楽しみ。
日本の神域は木・岩が主役ですよね。
へいへいほー。