Nicotto Town


エレウシス


小骨が挟まったような・・

宮城県の警察官刺殺事件。

現状では正直、違和感がある。

報道によると、
 ・犯人が遺失物拾得でやってきた
 ・その時は何も持っていなかった
 ・殺害された警官(警官1)が一人で応対し、射殺した警官(警官2)は別室へ
 ・奥には他に2人(警官3、警官4)仮眠。
 ・怒鳴り声がしたので、警官2が表へ
 ・警官1と犯人が倒れていた
 ・犯人は片手にナイフ、片手に銃のようなものを持ち立ち上がる
 ・ナイフをかざし襲ってくる
 ・警官2発砲。2~3秒後にさらに2発発砲。
 ・最初見たニュースでは3発命中。
  その後のニュースでは少なくとも1発命中に変更
 ・起きた警官3、警官4が出てきた時は既に犯人死亡。
 ・警官1は使用が義務付けられる「耐刃防護衣」を着ていなかった

今まで見たニュースだとこういう経緯だ。


《疑問1》
まず、ナイフや銃のようなもの(モデルガン?)はどこから出てきたか?
バッグから取り出したのだろうか。
だとしても、一つならともかく、一瞬で二つを取り出すのは難しい。
その間、警官1は抵抗できなかったのか?


《疑問2》
警官2が出てきたとき犯人が倒れていた、というのは
どういう状況だろう。
警官1の抵抗が激しくてダメージを受けていたのだろうか。
だとしたら、そのような犯人に発砲する必要があったのだろうか?


《疑問3》
最初見たニュースでは、3発命中だったのだ。
だが、そうすると威嚇射撃をしていないことになる。
後のニュースでは、「少なくとも1発命中」になった。
(命中しなきゃ死なないもんね)
とはいえ、警官3、警官4が出てきたとき、
(さすがに発砲後はすぐ出てきただろう)
既にこと切れていたということは即死である。
拳銃で一発即死って、心臓か頭でしょう?
なぜ、即死する場所を狙ったのか謎。


《疑問4》
警官1は着衣義務を果たしていなかったのか。
宮城県警では常態化していたのか?


このように報道内容を信じる限りでは、
不自然なことが多すぎる。
これを鵜呑みにするわけにはいかない、というのが現在の印象。

そして極めつけの疑問。

《疑問5》
ヤフコメ等を見ると、現段階でも射殺擁護一色。
これが一番気になる。
私は、正当防衛の範囲は今より広めるべきだと思う派なのだけど
「現段階で」擁護一色なのは不自然な感じがする。
今までなら、
 威嚇で済まされなかったのか、とか
 応援を待てなかったのか、とか、
警察批判が必ずと言っていいほど出てきていた。
ところが、これは擁護ばかりなのだ。

古くは「袴田事件」、近くは「高知白バイ事件」など
警察が身内の不手際をもみ消すために
証拠の捏造や冤罪を繰り返してきたことを
我々は知っている。

現段階での射殺した警官への批判が全く聞こえず、
「近所でも評判の良い」犯人への
批判ばかりが出ていることに、
どうにも引っ掛かりを感じざるを得ない。




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