Nicotto Town


エレウシス


安田講堂事件50周年だそうで

東大安田講堂立てこもり50周年とかで
ワイドショーで特集やってたんだけど。

個人的に立てこもりに加わった東大の方に
何人か会ったことがあるんだが、
皆実に優秀な人たちだった。

一方、
安田講堂立てこもり=全共闘=あさま山荘事件
と同一視されるようなこともあって
馬鹿な学生が騒いだ事件だとみなす向きもある。

実際には、
権威主義の古い大学に対し
事実を受け止め改善しろ、という
至極真っ当な運動に、他大学の全共闘が乗っかって
大事件になったというのが真相らしいのだが。
(元気だねー、頑張れよ、と応援する教授もいたらしい。)

それに対し、反共運動の民族派学生が
反全共闘運動を展開する中で
東大の学生運動は無謀な若者の暴走の象徴のように
後の世代に語られて行くことになる。

元々は反戦や権威主義の否定をしていただけの運動だったのに。


そして、今の政権の主な支援団体の構成員は
彼らに反対していた民族派の出身者が多い。

2世3世議員など、先祖の七光りと恫喝で
実力も無く勉強もせすに指導層にいる人間が
増えていることと無関係にも思えない。

権威主義の否定が、また必要な時代になっているのだろう。




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