平成を受け止める
- カテゴリ:30代以上
- 2019/04/30 19:15:47
以前にも書きましたが、私は天皇制は反対です。
一つには国民主権の自覚を損なわせる点において。
そしてもう一つ、何よりも
皇族の人権を侵害することにおいて。
生まれたくて皇家に生まれたわけじゃない。
にもかかわらず、国民から勝手に押し付けられた責務を
粛々と果たしてきた方。
人格的にも、ほとんど全ての国会議員より高潔な方。
弱者に寄り添い続けた方。
もし、自分が天皇だったとしたら
責務の重さと忙しさに潰れると思う。
その重圧に耐え続けた平成天皇。
そして、この素晴らしい天皇を支え続けた美智子皇后。
お二人には首を垂れる気持ちしかありません。
何でこの素晴らしい方が退位される時の首班がこいつなんだろう。
もっと明るい気持ちで退位されて欲しかった。
周囲の人たちが口を揃えて言う、
平和への想い。戦争への憎悪。
単なるイベント扱いでなく、
この想いをしっかりと国民が受け止めることが
平成天皇を受け止めることなんだと思う。
安部さん本人は兎も角、
岸信介という人間がやってきたことは大嫌いです。
日本と自分たち「だけ」を発展させようとしでかした数々の行為。
どうにも、今の日本の風潮と被ります。
天皇が全力で守ると宣言してますし。
コメントありがとうございます。
疎開と軍部の暴走を目の当たりにした上皇。
南京を目の当たりにし、虐殺を非難した三笠宮。
皇家は一貫して戦争を否定し続けました。
戦争を止められなかった責任を最も感じていたのが皇族なのではないでしょうか。
一方、超A級戦犯にも関わらず、アメリカにすり寄って生き延びた者の子孫は。
上皇と美智子さんのことを思うにつけ、「穏やかな改革者」という言葉が想起されました。
厳しい制約や状況の中で、一体どれだけのことを改革してこられたでしょうか。
どれほどのことを、自らの姿勢でもって示してくださったでしょうか。
同じ理由で、天皇制に反対の立場ですが・・・お二人には黙して首を垂れるしかありません。
目先の雰囲気に流されやすい日本には、「象徴」が必要なのかも とすら感じました。
平気で嘘を並べ立て、約束を守らない人が「国民の代表者」として作文を読みましたが、ほんとに恥ずかしいし代表されたくないです。
即位した天皇も、いつもにこやかで穏やかな方。
苦しむ雅子さんをかばう言葉には、きつい制約の中でも芯のある意志の強さを感じました。
人間的に素晴らしい方々・・・皆が、お手本に、その姿勢を参考にしたら、少しは社会も良い方向にいくのではと期待させてもらえました。
本当に、イベントだけで終わってほしくないですね。。。
詳しくない私からしても、天皇の素晴らしさは心に響きます。
平和への想い、この国の誰よりも感じてきていたと思います。
令和という響きに、まだ引っ掛かりを感じてしまいますが、
国民、そして国会議員の多くの人達は天皇の願う日本を
作っていってほしいと願うばかりです^^