Nicotto Town


エレウシス


小澤さくらさんのこと

前回の日記で、小澤家のファミリーヒストリーの話を
書かせていただきましたが。

あの番組でほぼスルーされていた
小澤開作氏の奥様、さくらさんのことを。
(つまり、小澤兄弟の母であり、小澤征悦やオザケンのおばあちゃんね)

仙台から開作氏の住む満州に一人で嫁に行く(同行者無しで)
と言う時点で尋常じゃない方なんですが。

先生から聞いたエピソードでも、
アメリカから帰ってくるんで成田空港に迎えに行ったら
「あ、征爾が中国でコンサートやるらしいんで、私、このまま行くわ」
と言ってそのまま中国へ向かったという話。
(当時、80歳を過ぎていた)
というとんでもない行動力の方なんですが。

私が学生の頃、小澤征爾さんが日本に戻り、
小澤俊夫先生の大学近くにコンサートに来るんで
小澤一族勢ぞろいってことがありました。

先生、小澤征爾さん、小澤幹雄さん、将来のオザケン、
ラベック姉妹、新日フィルのお歴々
というメンツが並ぶ中で、一際オーラのあったのが
さくらおばあちゃんでした。

なんかね。
迫力がスゴイ。
それも暖かく、包み込むような迫力が。
「さくらおばあちゃん」という表現が一番しっくりきました。

小澤征爾さんのように著名人ではありません。
でも、その場の中心は間違いなく
「さくらおばあちゃん」だという感覚。

私なんざ、征爾さんのサイン貰う前に
さくらおばあちゃんのサイン貰ってましたからね。(笑)

この人が小澤一族の要なんだと
否応なしに納得させられました。

人は人に出会えることが
何よりの財産なんだ、とつくづく思います。

さくらおばあちゃんの話は
ご本人が書かれた「北京の碧い空を」
さくらおばあちゃんに会って触発された方が書いた
「天才を育てた母たち」
などで触れることができます。

ご興味のある方はどうぞ。

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2019/09/01 18:57
☆光源氏 さん
 親の影響は大きいですから。
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2019/09/01 03:14

 読むにはちょっと遅いかもしれないけれど
 興味深い本の紹介をありがとうございます




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