Nicotto Town


エレウシス


ラグビーの精神

NHKスペシャル「ラグビー」が良かった。

特にオールブラックスがなぜ強いのか。

様々な要因があるにせよ、
根底にあるのが多民族国家であることだという。

「One for all All for one」
全員が一体とならなければ勝てない。
そのうえで相手に対してもリスペクトを欠かさない。

それこそが多民族国家ニュージーランドの
アイデンティティにも重なるんだろう。

おそらくこれは、他の強豪国、
オーストラリアや南アフリカなども共通なんだろう。

最後の方で五郎丸が言っていた。
前回ワールドカップで南アフリカに勝った際
大喜びしている日本チームに、
負けた南アフリカがすぐ賛辞をくれたこと。
はしゃいでいた自分たちが恥ずかしく思った、と。

ああ、この精神があるから、
オリンピック、サッカーワールドカップに並ぶ
スポーツ三大イベントに列せられるんだ、と妙に納得した。

それとともに、日本ではなぜ今一つなのか、も。

オリンピックは平和主義のオリンピズムの理想がある。
サッカーは「非紳士的行為」という反則基準がある。
ラグビーは味方と相手に対するリスペクトがある。

会長が経団連御手洗。
副会長が消費税より支持率が低かった森。
秋篠宮も被災者もそっちのけで
日本の勝利に立ち上がって喜ぶ
安倍、麻生、萩生田。

こういうラグビーの精神からかけ離れている連中が
日本の大会を牛耳ってるからなんだろな。

オリンピックが同じことにならないように願うばかり。




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