やったふり
- カテゴリ:30代以上
- 2020/06/21 23:50:28
接触確認アプリの件。
いろいろ調べてるとこういう感じらしい。
他国で効果が出た接触感染アプリをやりたい。
⇒いくつか応募があった
⇒全国規模の個人有志集団の良い候補があった
⇒どっかのお偉いさんが、「大企業が入ってると良いよね」と言った
⇒最右翼が弾かれMSの社員が中心となった団体が受注
⇒しかし、素人に毛が生えたレベルの集団であった
⇒リリース予定までにテストすら終わらなかった
⇒でも、日程をずらさず「試行版」とか銘打って配布開始
⇒すぐに大量の、しかも基本的なバグ見つかる
⇒しかもAppstoreはβ版は認めていないので、「試行版」の表示を外した疑惑
んで、今開発者が叩かれてる。
国民の生命に関わるようなアプリだから
軽い気持ちで開発して良いものではない。
叩かれるだけのことはしてしまったのだけれど。
何で矢面に立ってるのが彼なのか。
まず叩かれるべきは厚労省だろう。
開発能力の無い者に開発委託した責任が一番重い。
普通の企業なら、バグだらけの製品を市場に出してしまったら
まずは担当取締役=厚労大臣が状況を把握し
顧客に説明に上がり
社長=総理が記者会見して謝罪するだろう。
そのくらいの姿勢を見せないと
バグが修正されても誰も信用しなくなる。
政府の連中は
「対策ツールは準備したから、効果でなくても自分せいじゃない」
くらいに考えているんじゃないか。
とにかく、コロナ対策を徹底しなければ
って意識があれば、こんな集団に依頼しないし
問題があったらすぐ対応する。
政府が国民の生命を軽視していることの
一つの表れなんだろう。
ちゃんとしたマネジメント学やリーダー論では
責任の所在を曖昧にするのはタブーとされます。
外部との関係を前提にすれば説明責任の基本だから。
「ムラ社会」の典型的な発想の組織は
外部の信頼を得続けることができません。
一事が万事、こういう感じなのでしょう。
「正しい」とは異なる方向に進むために責任を曖昧にする
というのが、
複数の人間の寄り集まった、組織というものの動き方なんだな
と思うことがあります。
内輪の論理が最優先なのは、組織の特徴なのかな〜と思います。
学生の部活動なんかでもそういうのがありますが、
きっと日本人の特性なんでしょう。