（良い）
- カテゴリ：30代以上
- 2021/02/20 09:42:15
「自分の意見は正しい」 と
「自分は正しい」 の間には
大きな差がある。
前者は論理的破綻を指摘すれば、見直すことができるが
後者は過ちを認めないからだ。
そして、自己の無誤謬性を信じることは楽なのだ。
自分の中に「絶対（と信じるもの）」があるから。
宗教、イデオロギー、恋愛等、
「絶対（と信じるもの）」があると
世の中が輝いて見える。
どんなツライことがあっても、
そこに立ち返れば耐えられるから。
自分が不遇であったとしても、
「絶対（と信じるもの）」を知らない人の方が
より気の毒だと思えるから。
正義も同様だ。
これらを避けるためには、
知識を増やし、情報を集め、論理的思考を繰り返す必要がある。
思考停止に陥らないようにする必要がある。
信頼できるのは
「自分は間違ってるかもしれない」
と思える人。
ところが、往々にして
「自分は正しい」と考える人の方が
確固たる自分を持っているようで
カッコ良く見えたりする。
宗教、イデオロギー、恋愛と同じように。
「自分は間違っているかも知れない」
と考える人は、発言も間違いを言わないように
控え目である。
「自分は正しい」と考える人は
自分の発言は間違わないと思っているから
堂々と正否を考えず発言する。
カッコ良いと思った人には気を付けなければいけない。
ヒトラー、スターリン、毛沢東。
みんな「自分は正しい」と思ってたはず。
本当に自信のある人は謙虚だと思います。
虚勢張る必要ないから。
自分にない部分を持っている人をみるとかっこいいと思いがちだったかもしれません。
いろんなことを考えた上での発言をする人の思考を知りたいと思います。
自信満々の人を見ると羨ましく、その自信
あやかりたいと思ってしまいます。