Nicotto Town


つくしのつれづれノート


真実一路

先々週BSで放送された54年の白黒映画「真実一路」があまりにも頭から離れないのでその話を・・・

真実一路とは自分の中にある信念を貫き通すこと。
内容は世間体がものをいう戦前に世間体を無視して自分の気持ちに正直に行動するヒロインのために彼女を取り巻く周囲が傷ついていく有様を描いたこう一言で書くとひどい内容に一見見えてしまうのですが、最初は退屈なように見ても物語が進むにつれて内容の深さにどんどん引き込まれていき終わった後は傷ついた側がそれぞれ持っている真実一路はいったい何なのだろうと何度も見返してみたくなる映画だったので本当に驚きました。

最近の作品は飽きが来ないようにはじめのインパクトの勢いで持ってくのが多いんですが一昔前の作品は小説と同じで内容を噛み砕いてじわじわと惹きつかれて終わったあと気になった部分について何度も反芻してしまうものが多くて印象的なものが多いです。
自分も含めた最近の人に根気がないためかこの手の作品が少なくなってしまったのがすごく複雑思ったりもしました。

過去の名作の発掘すごく面白いです。





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