Nicotto Town


つくしのつれづれノート


明治大好き!!

「坂の上の雲」をはじめとする多くの作品の舞台になっている明治時代が日本史の中では特に好きだったりします。(他の時代だと鎌倉・室町の間の南北朝時代が好き。)

やはり和風一点張りの江戸と和洋がうまく混じりあっている現在のミッシングリンクな時代でありとくに明治の日露戦争までの三十数年間は和洋の文物・考え方・風景がぶつかり合いながら共存している不思議な空間なため現代人としてみてみるととてもエキゾチックで興味をそそられるんですよね。(ちょうどヨーロッパ・アジアの折衷のイスタンブールの雰囲気と似てるかもしれません。)今回の「坂の上の雲」はの明治の最先端ともいえる新橋ステーション(明治の新橋駅をあえてこう言ってます)や銀座のレンガ街が見事に再現されてたのでおなかいっぱいでした。
維新から三・四十年足らずで生活様式・風景が劇的に変化するさまは「ALWAYS 三丁目の夕日」で描かれる昭和三十年代と共通するかもしれません。(なにせ一作目から三作目までのタイムラグで街の様子が劇的に変化しますから…)

「坂の上の雲」にエキストラに参加してた最大の動機として軍服をはじめとする明治の公務員の制服が着たかったからということがあります。(軍人・政治家・警官など)ドラマを見てもわかるとおりこの時代の制服はみな紺ラシャや黒ドスキンに金ボタンの当時の欧米の制服の影響を受けた(特にフランスの影響が強い)大変きらびやかなものばかりでカッコいいんですね。しかし着てるのはこの間までちょん髷結って刀を差してきたような連中ばかりだから子供が背伸びして背広着てるようでちょっと滑稽に見える。でもその滑稽さに早く近代化して立派な国にしようという心意気が垣間見えてすごく素敵なんです。
(ちなみに「坂の上の雲」で着た制服は学ランと泥でまぶしたカーキの軍服…他に明治を舞台にした映画「レオニー」にも参加してますが軍人を期待して坊主頭にしたら文字通り坊主役にされちゃって…)

そんなわけでブログで明治軍ものの映画「二百三高地」と「八甲田山」について近いうち書くと思うのであしからず。

明治ものとして今注目してるのは「竜馬伝」などの多くの大河経験者が製作している実写版「るろうに剣心」で明治前期の陸軍の夏服である白の肋骨服が(「坂の上の雲」でもこれを着た阿部寛が後ろ姿で一瞬登場してました。)予告編でも登場ししてたので衣装関連ですごく期待してる次第です。(明治の制服マニア…)

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2012/02/18 18:38
それは凄いですね♪
久々に映画館行かなきゃ!

前に、ハリポタで途中寝て以来、映画館行ってないので(笑)
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2012/02/17 17:34
監督が「龍馬伝」のメインディレクターであり剣心を演じる佐藤健(「龍馬伝」の岡田以蔵)をはじめ多くの主要キャストが大河経験者だったりするので「坂の上の雲」ほどではないにしても大河オールスターズ的なとこがありますね。
今回の「るろ剣」は鵜堂刃衛をラスボスにするようなので志々雄編の登場人物たる大久保利通は登場しないと思います。…があまりにも人気キャラなため志々雄編から登場する斎藤一は江口洋介の配役で登場するみたいですね。(この人も「新撰組!」の竜馬役…)
どうも一作目が成功した場合「ハリポタ」に次ぐ大型シリーズにする思惑があり(ハリウッド資本の邦画のようです。)志々雄真実や雪代縁はもしかしたらそのために温存してるんじゃないでしょうか?
そこまでするんだからかつての実写版「ドラゴンボール」と同じ末路を絶対に辿らないでほしいですね。
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2012/02/17 10:27
「るろうに剣心」マンガ原作なのに、まじめに時代物っぽくて、予告に山県出てたりして、楽しみです!
「龍馬伝」の方々が制作なんですね~大久保さんも出るのかな♪




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