Nicotto Town


つくしのつれづれノート


男はつらいよ


この間女優三崎千恵子が逝去したことにちなみ渥美清の寅さんの「男はつらいよ」の話

「男はつらいよ」の映画シリーズ全48作は作品数世界最長シリーズ映画としてギネス記録されているとか…

…がはじめはテレビシリーズだったそうです。徐々に人気が上がりヒット作となったのだそうですが最終回で寅さんがハブ狩りによる一儲けを狙って行った奄美大島で逆にハブにかまれて死んでしまうというとんでもないラスト(奇しくも映画最終作となった48作(寅次郎紅の花」の舞台が奄美大島となりました。)だったためたくさんの視聴者から苦情が殺到したそうです。そこで視聴者へのお詫びの意味を込めて作ったのが映画の「男はつらいよ」でありコレがまさか作品数世界最長シリーズに発展するとは誰も夢にも思わなかったでしょう…(ちなみにテレビ版と映画シリーズでは渥美清以外の配役が違います。そして現存映像も1話と最終話しか残ってないそうです。)

こうして「男はつらいよ」は大ヒットシリーズとなったわけですが終盤に差し掛かり主演の渥美清の体調が崩れてくるのと同時に甥っ子の満男役を演じる吉岡秀隆(28作~48作)準主役として存在感を増していきます。(今でこそ「ALWAYS」の茶川さんですが、自分としては「北の国から」の純や「男はつらいよ」の満男の印象のほうが強いです。)

結局、渥美清の死によって(彼の死を伝えるニュースは両親も含めた家族全員に衝撃を与え近所の大船にあった松竹撮影所で行われたお別れ会に長蛇の列ができてたのは今でも記憶に残ってます。鎌倉に住んでてあんな行列を見たことは他にありません)48作目で幕を閉じたわけですが監督の山田洋次は50作目で終わらせるつもりだったらしく最後は幼稚園の用務員になった寅さんが子供とのかくれんぼの最中に息を引き取るというものだったそうです。

のちにBS2で全作連続放送されたのですがそのときのキャッチコピー「嗚呼、失恋48連発…」は今でも印象に残ってます。

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2012/02/23 00:53
寅さんの死が描かれる予定だった50作はその死後その死を悼んだ町の人が寅さんにちなんだ地蔵を作るというところで終わる予定だったそうです。(山田洋次によればかなり早い段階でこの構想が練られていたとのこと)マドンナは渥美清が公私ともに親交のあった黒柳徹子だったそうです。
ちなみに49作目は「寅次郎花へんろ」というタイトルで製作が決まってたらしく(渥美清もこの撮影に意欲を燃やしてたそうですが病により実現しませんでした)高知を舞台に甥の満男とその恋人泉(後藤久美子 42作より登場)を結婚させるというものだったそうです。(こちらのマドンナは田中裕子)
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2012/02/22 06:56

 そうだったんですね
 48作で終わったというのが伝説ですね(^^)
 49作はともかくとして 50作目
 定職を持たなかった寅さんが用務員になって、あの口調で子供たちを諭したり
 相談にのってあげたり、おせっかいをしたり
 子供たちとかくれんぼする・・・十分に自分の中に映像が出来上がりました ありがとう\(^o^)/




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