Nicotto Town


つくしのつれづれノート


「墓場鬼太郎」大フィーバー!!

先週借りてきた「墓場鬼太郎」のDVDにハマり残りの巻を全部借りてきました。(全四巻の11話だからそう多くはない)

一巻は鬼太郎誕生編・二巻は猫娘の原型たる寝子との悲恋ものと感傷的な話が多いのですが、三巻のはじめで鬼太郎の育ての親である水木が水神様に食い殺されてからいよいよ鬼太郎を狂言回しに怪奇現象に翻弄される様を描いた話が本格化してどっぷりハマってしまいました。

「墓場鬼太郎」順を追って観るとわかるのですが、回を重ねるごとに東京の街並みが変わっていきまるで「ALWAYS 三丁目の夕日」のようでした。最初は江戸時代を思わせる町屋(その中のひとつである三味線屋の「ねこや」に鬼太郎は水木と下宿していた。「ねこや」は寝子の実家である)だったのが近代ビルや東京タワーが建ち並び最終回では高層ビルが出て来るようになります。(恐らく初期の高層ビルが建ち始めた昭和40年前後と思われる。)特に物価に対する描写が細かく今と当時じゃ物価に10倍の開きがあるのには驚きました。所得倍増といいながら物価もその分上がっているわけで単純に考えたらあんまり豊かになった気がしませんが…

最終巻は明らかに水木しげる一家をモデルにした家族が登場する話が二つ出てきます。(10話「ブリガドーン」11話「アホな男」)特に最終話「アホな男」では怪奇小説家水木さがるが鬼太郎の詐欺にかかって地獄に落ち、代わりに地獄から来た幽霊がニセ水木として入れ替わるわけですが…極貧の水木家に閉口として逃げようとしたところを事情を知らない水木の妻に捕まりものすごい形相で吐いた


この世は戦いよ。うーんと働くのよ。
死ぬまで…


にニセ水木が観念する様はこのアニメの中で一番強烈でした。怪奇漫画といいながら結局一番怖いのは人間かよ!ってオチに吹き出してしまいました。(ちなみに地獄に落ちた水木は皮肉にも現世での悩み苦しみから解放されて地獄で開催される怪奇オリンピックの観戦でなんとも幸せなこと…)

っていうかこの描写のちに放送された連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」への当て付けじゃないだろうな…

アバター
2012/03/17 12:31
こんなお話があるのね~、面白いね

私は普通にゲゲゲの鬼太郎しか知らないな~、最近のはいまいちで、子供向けな感じがするよね

昔の白黒に近い鬼太郎はリアル感があって面白かったけどね

中でも、ゆりかごから墓場までっていうカプセルみたいなものが出てくるのを覚えていて

子供が生まれたときはゆりかごとして使って、死ぬ時は体を焼く?のに使い

骨壺に詰めるまでってのがあったように記憶している。

今のアニメでそんなのを子供には見せないよね、

昔は子供も大人の小さい版としてあつかわれてたのかなw




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.