Nicotto Town


つくしのつれづれノート


猫 ~ミック~

インテリなシマリスちょろ丸と魚の形をしたナイフを相棒に気ままにゆく旅の猫ミック。自分の居場所を追い求めるストリートチルドレンのペニーを旅の仲間に加え不思議な旅が幕を開ける…


この漫画はもう10数年前に刊行された漫画でそう有名でもないみたいですが自分が中学生の時図書室に入荷してすぐにクラスで大ブームになって中々読むことができなかった漫画として大変印象に残った漫画でした。是非とも手元にって当時思ったのですが知名度が低いためかどこの書店・古本屋にもなくついこないだふと思い出してネットで手に入れた次第です。(このニコットでは何かと猫がらみなことが多いものでふと思い出したんですね。)

いざ当時ハマっていた漫画を読み返すと絵柄は西岸良平や山川直人みたいなメルヘンチックな絵柄でコマ割りも単純なのですが、一見児童マンガみたいに見えてその実人間の負の部分をあぶりだしているようなところが各所に見られ(猫であるミックやストリートチルドレンのペニーの視点から物語が綴られてるからなのかもしれません。)そういった中からも希望の光を見いだすような内容がこの漫画の最大の魅力なのかもしれません。
物語構成としてペニーを仲間に加えて旅をする本編とペニーと出会う前のミックの闇の過去が描かれた「ミックの章」という番外編の二部構成になっており全編通して闇から希望の光へ進めというような印象を強く受けます。


この漫画を描いたとだ勝之って人は自分もあまり知らない漫画家だったのですが自身の打ち切りが決まった漫画「ホームセンターてんこ」の宣伝をラジオでしたところ2チャンネルをはじめとしたネットで話題となって品切れ状態になり、この反響によって増刷に至るという前代未聞のエピソードを持っている漫画家さんです。
そういうことを最近になって知った為すごい興味のある漫画家さんなのです。


とりあえずここで締めます。最後にミックの口癖を引用して終わります。

「猫ですから」

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2012/03/21 12:04
なる、こんなお話があるのね~

猫の視点で見た世界って感じ???なのかな???面白そうねえ^^

かなりぶしつけだと思うのですが、思い切ってお願いしてみようかしら 汗

ねえねえ?つくしさんの文章って素敵だと思うのですが長文なのに「、」がないじゃない?

あると もっと素敵だと思ってしまうのですが。。。

余計だったかしら。。。汗






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