Nicotto Town


つくしのつれづれノート


氷菓、展開中!

公式サイトの内容も充実してくるようになり、その全貌が徐々に明らかになりつつあるアニメ「氷菓」。
全22話のうち表題作「氷菓」の内容は公式サイトの情報から5話目で完結するようであり、こうすればそのあとに続く「愚者のエンドロール」「クドリャフカの順番」に短編集「遠まわりする雛」の大半がアニメ化している可能性が高くなってきますね!

そうなると表題作「氷菓」が全話のうちの4分の1のしかないというこのアニメの題を「氷菓」としていいのだろうかという疑問がわいてきます。(ただ3作目「クドリャフカの順番」が文化祭の中で発生する事件を解決して古典部をPRして作りすぎた古典部文集「氷菓」の完売を目指すという内容なので、全話のうちの半分以上に「氷菓」が関わってくるので問題ないかもしれませんね。しかし「氷菓」「愚者のエンドロール」「クドリャフカの順番」、全て文化祭が関わってくる内容になってますね!)

しかしアニメ化に伴い古典部シリーズの原作を読み返してますがこの古典部シリーズのミステリージャンル日常の謎は短編であり、映像化しても1エピソードが30分以内に無理なく収まってしまうということに改めて納得してしまいました。
日常の謎ジャンルはその名の通り殺人事件がテーマになってないため、文体も軽い感じで書かれているものが多く、すごく読みやすいのですがその分内容がコンパクトになっている感じがありますね。
とはいうものの殺人事件を題材にしたミステリーものって濫発する二時間サスペンスの影響で軽薄な印象が大変強かった分(二時間サスペンスのほとんどが観光関連と癒着しているため、その大半がストーリーの裏側に関することでセコイ・厭らしい(性的な意味ではないです)と生理的に受け入れられないところがあるんです。)ものすごい新鮮で、このジャンルから自分は読書中毒になりました。日常の謎のパイオニアといっていい作家として北村薫(「円紫さんと私」シリーズ)や昼ドラ「七人の敵がいる!」の原作加納朋子(「駒子シリーズ」「アリスシリーズ」「サヤシリーズ」。「サヤシリーズ」は「てるてるあした」として深夜ドラマ化されている。)であり、特に加納朋子作品は自分を読書中毒にした原点であるためこの単独で単行本に本になっている作品はほぼすべて持っています。(只今加納朋子の新刊を取り寄せ中)
そんなわけで古典部シリーズのような日常の謎ジャンルはミステリージャンルにアレルギーを持っている人にもお勧めできるジャンルなんですよね。

しかし「氷菓」。2話目でEDが登場しましたが作中のヒロインたちとは別人に見えかねない(原作とかけ離れてない?)なまめかしいEDだったので首をかしげてしまいました。(苦笑)

アニメ本編自体は京アニの凝った映像で原作の雰囲気をすごくよく再現しており、下手に実写化するより面白いと思います!!
この調子で「小市民シリーズ」もアニメ化してくれないかなあ…

ちなみに初回に引き続き千反田えるに引きずられて行動を起こす際のホータローの心象風景(今のところアニメの代表的なオリジナル要素)が笑えました。原作の雰囲気とマッチしすぎ!!
2話目は王宮みたいなレストランで厄介・面倒・苦労の薔薇色コースと逃避・怠惰・保留の灰色コース。でも灰色コースにしたいホータローに選択権はなく無理矢理ウェイトレス役の千反田えるよって薔薇色コースに…(なんかの罰ゲーム見たい(笑))
毎回こうなのかしらん?楽しみです!!

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2012/05/04 21:29
Reik様へ…原作「氷菓」の冒頭はホータローの姉のベナレスからの手紙から始まっており、その手紙からもベナレスが「バラーナシー」という表記もされています。いつからベナレスがバラナシになったかよくわかりませんが「氷菓」が発表されたのが01年の10年以上前のことですからベナレス表記がまだ今より使われてたのではないでしょうか?
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2012/05/04 21:02
すみません。
「ベナレス」が気になるというのは単純にその呼称は古いのではないか?ということです。
もともと「ベナレス」とは誤読に基づく発音なので現地はおろか世界でも通用しません。
それを受けて日本でも正式に「ベナレス」から「バラナシ」へと改称されて久しいことと思います。
それまではガイドブックや旅行会社でも総じて「ベナレス」だったので
年配の方には馴染みが深いことと思われますが、
現在では高校教科書でも「バラナシ」となっているはずです。
そういったわけで作中で自然に「ベナレス」と使われていることから
ちょっと古い時代の話なのか?それにしてはスカートが短いな?といろいろ頭を悩ませたという次第です。
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2012/05/04 00:44
Reik様へ…古典部シリーズは原作・アニメを観る限り明らかに現代の高校生を主役にしてるのは間違いないですが(第1弾「氷菓」の発表は01年で角川学園小説大賞のヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞している。)、その中の「氷菓」については学生運動が盛んだったころの出来事が物語の核心になっています。ネタばれになるのでこれ以上は申せませんが「氷菓」はアニメのCMのキャッチフレーズ「青春は優しいだじゃない、痛いだけでもない。ほろ苦い青春群像劇」の最たるものだと思います。

自分は原作・アニメ共々「ベナレス」という地名が物語の流れとは関連がないため、Reik様に指摘されるまで「ベナレス」の言葉自体全く印象に残りませんでした。「ベナレス」で時代背景が気になるというのは、どういうことなのでしょうか?もしかして06年にベナレス起こった爆弾テロに関することが絡んでるのでしょうか?(それは刊行年からして無関係です。)原作をみるとホータローの姉は典型的なバックパッカーみたいであり、火葬の街として知られるベナレスに放浪中に興味本位で立ち寄ったようにしか思えないのですが…
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2012/05/03 21:16
はじめまして。
「氷菓」の時代背景ってどうなってるのでしょうか?
第1話で「ベナレス」とあったのが非常に気になってしまって仕方ないのです。
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2012/05/02 00:02

こんばんは。コメントありがとうございました。
 中学の時は先生が決めたことを生徒にさせるという感じで、美術は嫌いでした。
 高二になってから、美術の授業が好きになりました。
 高一の時は美術の授業はなく、高二から授業を受けています。
 
 今、授業でしているのは文化祭に向けての作品で、上手くいけば文化祭の日に飾られるかもしれないんで す。
 作品は 環境 商品 などのテーマ、どれか一つを選択してどんな絵を描くかを決めていきます。
 アニメは商品になるのですが、そのまま描くのはいけないのでちょっと自分なりに少し工夫してその
 アニメの題名と作者を書けば問題はありません。(簡単に言えば、その商品の宣伝という形になるから
 です。)
 
 去年も商品を選択してアニメの絵を模写して描きました。
 今年は写しですが、頑張って描きたいと思います。
 
 ミステリーは昔から好きですし、なにより興味があります。
 小説も出来たら買ってみたいなと思っています。
 
 
 
 




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