Nicotto Town


つくしのつれづれノート


アニメ「氷菓」…「氷菓」編追記

さて古典部シリーズ「氷菓」はアニメ「氷菓」5話目で完結と相成りましたが、前回の≪「氷菓」解決編≫で字数の問題で書ききれなかった追記事項をこちらに書きます。


・バックパッカー状態に世界を旅するホータローの姉折木供恵。本人は知ってか知らずかこの「氷菓」事件(後に福部里志がネーミング)を手のひらで転がしていた影のフィクサーってな印象を受けました。姉供恵とホータローの関係は「西遊記」の御釈迦様と孫悟空の関係みたいですね(笑)

・「氷菓」が刊行が11年前であり、かつ本作の核心が学生運動時代の世相が絡んでいるため、本作に登場する「氷菓」事件の関係者である関谷純達の年齢設定が原作より十数年水増しされてますね。(関谷純達関係者がやけに老けて見えました。)仕方ないことですが、このタイプの時代設定の縛りのある物語だと時代設定を多少でも変更してしまうと、どこかしら歪みが生じてしまいますね。

・さて結局所在不明なままの「氷菓」創刊号。所在不明だったからこそこの推理小説が展開して行ったわけですが、「氷菓」事件の真相を解き明かしたからといって「氷菓」創刊号が用無しにになったとは到底思えないのですが…
「氷菓」事件が真相は解明されましたがそれは事実に過ぎない。(もちろん推理小説としてはそれが一番大事。)ですが各関係者が感じた真実はそれぞれ違うため、もし創刊号を手にすることができたなら、各古典部の関係者が記事から垣間見れるそれぞれの真実の断片を通して、「氷菓」事件がの印象が変わったかもしれません。
(ちょっと飛躍しすぎなんで上記のことを取り消したうえでも)「氷菓」事件解明で出会った当事者を通じて「氷菓」創刊号を探し出せる可能性は微小ながらもあるわけで、千反田えるは創刊号を探し出して伯父関谷純の墓前に供えようとは思わなかったのでしょうか?それとも自分たちが伯父の身に起こった真相を書き綴った「氷菓」最新号でケリをつけるつもりなのか?

私すごく気になります!!


…といってもこれは小説からは大きく外れた暴走に過ぎないので適当に流して下さい(苦笑)


以上「氷菓」編追記でした!!

アバター
2012/05/22 18:58
氷菓録画失敗してました・・・・





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