Nicotto Town


つくしのつれづれノート


運命的な買い物

買ってよかったもの…というよりその後の人生まで影響を及ぼした買い物についてお話します。

・まずは自転車。21(大学三年の時)の時買ったブリヂストンの26インチ折りたたみ≪初代≫(トランジットスポーツG26)です。
それ以前にもママチャリで鎌倉~小田原・鎌倉~東京を行き来していたのですが、21の時の春休みにふとした思いつきで鎌倉~房総半島南端の館山(鎌倉から三浦半島南端の久里浜へ行き、そこからフェリーで東京湾を横断して房総の金谷で上陸、後は館山へ南下する。帰りはUターン)行った時、帰りの房総の山の中でママチャリがパンクして集落の自転車屋まで数キロ自転車引きずって山道を歩いてその日の内に鎌倉に帰れなかったことがあったんです。
その事があってから長距離の自転車旅行に興味がわき、かなり前に親戚に「鎌倉~四国徳島まで自転車で行く」と叩いた軽口を実行することを目標に、その当時の体力でそれを実行可能せしめるとして買った自転車が上記の26インチ折りたたみ≪初代≫なんです。(コンセプトは「超えることが困難な山道・海路において簡単に折りたたんで輪行することができ、スピードもママチャリ以上」)その年の夏に鎌倉~四国徳島を自転車旅行を達成することができました。
そこをきっかけに自転車旅行が常習化して行き、今の自転車店に勤めるまでに至っているので、この自転車の購入は大事件だったと思い返します。(初代は酷使したためにがガタガタになり、先月末に今の≪二代目≫に更新しています。


・そして本。大学の入りたての時に購入した二冊の本が自分を読書好きにしました。まずは入学すぐ大学内の本屋で表紙のイラストに惹きつかれて購入した加納朋子の「ささらさや」(事故で夫を失ったサヤは生まれて間もない息子ユウスケをつれ佐佐良の町へ移住する。そこで不思議な事件が次々起こるのだがその度に亡き夫が他人の姿を借りてサヤを手助けする。だがある日最愛の息子ユウスケが誘拐されて…!!)です。加納朋子ののんびりした文体と菊池健のイラスト挿絵が見事にマッチして、それ以降加納朋子の著作をのんびり読んでいたのです。
…が、それを怒涛のごとく読書の虫にしてしまったのが同じく加納朋子の「月曜日は水玉模様」(丸の内OLの陶子はリサーチ会社の社員萩を伴って日常に潜むちょっとした不思議を解き明かしていく…)なんです。現在放送中のアニメ「氷菓」と同じ典型的な日常ミステリーなのですが所々グッとくるものがあって、加納朋子作品が枯渇した後に北村薫・北森鴻・米澤穂信など日常ミステリーの書き手の作品を読み漁り、さらに時代小説・恋愛小説などジャンル問わず気になったものは読んでいる今に至ります。
正直部屋が本で埋め尽くされています…(重要視してないものは処分してはいますが…それでもおっつかない!!)

ちなみに自分の20代最大の事件は司馬遼太郎の「坂の上の雲」のドラマ化であり高3の製作発表~去年の完結までの約8年間の自分の中での大半が「坂の上の雲」を占めている(ドラマに出演し・明治関連の資料収集したり…)のですが、これは原作を読んでそうなったわけではなく、ドラマ発表を機に原作を読んで活動開始したので人生を変えた本ではありません。とはいっても自分の生涯の一冊として不動の位置になってる本ですが…

以上です!!

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2012/05/27 00:17

 こんばんは。
 コメントありがとうございました。
 
 花火大会では浴衣は着ません。
 浴衣の着付けとかは部活で習っており出来るのですが、浴衣を着て行ったことはありません。




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