蝉しぐれ
- カテゴリ:ニュース
- 2012/07/14 23:15:17
セミの鳴き声ですね。
やはりこれが聞こえるといよいよ夏って感じがします。
文学作品やテレビ・ドラマなんかで描写される蝉しぐれも、情緒あふれるもので風情があります。(藤沢修平原作のドラマ・映画の「蝉しぐれ」の蝉しぐれのシーン(切腹した義父の遺体を大八車に乗せて家に帰るシーンや、ラストの藩主の側室となった幼なじみと逢瀬を重ねた後のシーン)は特に強烈に印象に残ってます。)
昔はそれで夏休み何をしようと考えるきっかけになってすごく楽しかったのを覚えているのですが、
最近はその蝉しぐれに異音が含まれるようになり、
それまで持っていた夏のイメージが180度変わってしまいました。
その異音とはクマゼミの鳴き声
西国の方々としてはごく当たり前の蝉なのであり(私ことつくしをはじめとする一族全員が四国・徳島出身なので、クマゼミ主体の蝉しぐれを現地で聞いた瞬間「徳島に来たな~」と実感するわけで…)、自分のすむ東国には西国より北に位置してる故か本来クマゼミはいないはずなのですが、ここ10年ほどでクマゼミの東国への分布比率が上がってるように見えます。
鎌倉でクマゼミの鳴き声を聞くたびに頭をよぎるのが
地球温暖化
去年は特に暑かったうえに震災の影響による極端な節電が原因で体を壊し、気温が下がった10月後半まで体調が戻らなかっただけに大変しんどかったです。(夏の職場環境も非常に厳しいこともあって)
夏の暑さがトラウマになりつつあります。
そんな中での地元でのクマゼミの鳴き声は
体感温度以上にアツ苦しいを連想させ
正直聞きたくありません。
休みはいつもぐったりしてます…
夏らしい遊びをしなきゃ、気も滅入りますね。
すず虫が鳴きはじめると、涼しげで夏も終わりだなーって感じます。