アニメ「氷菓」１３話は文集「氷菓」セールスに奔走するつもりが、漫研で悶々とする摩耶花・セールスそっちのけで遊びまくる福ちゃん（と言いながら一番効果的に宣伝してるのも福ちゃん）・いちばん一生懸命なのに一番効果が上がらずカンヤ祭にのまれている千反田えるが描かれる「クドリャフカの順番」第２話。

今回は原作にウマいことオルジナル色を練り込んでいる今回の「クドリャフカの順番」編。
最初の「氷菓」が原作忠実（ただし映像表現で原作をパワーアップ）・２番目の「愚者のエンドロール」が原作の不備を補正するのに奔走していた（しなければ構成上駄作になるのが明らかだった）京アニのオリジナル色だったのですが、今回は原作を主軸にしながらもウマいことオリジナルエピソードや設定を練り込んで原作以上の盛り上がりを見せる「クドリャフカの順番」編に大変関心してる次第です。
福ちゃんの土星人（?)コスプレ(１９０２年のＳＦサイレント映画｢月世界旅行」の顔付きの月みたいでラブリー❤)に、千反田えるのコスプレ撮影のエピソードがインパクトあるのにも関わらずに今のところ原作に干渉することなく違和感なく練り込まれているのに驚きました。お陰でふたりは原作以上の大活躍!!
それにしてもメイド・ペンギン着ぐるみ・貴族？・チアガールのえるのコスプレ写真を見たことでホータローとえるが凍りつくところでカンヤ祭１日目が終わるのには笑えました。

しかしえる本人はきっと気が気でないでしょうね。古典部部長として文集｢氷菓」セールスに貢献できずにカンヤ祭にのまれているわけですから…

そしてこのことがアニメ｢氷菓｣最終回のラストシーンを盛り上げる伏線になるわけですが…
それはまた別の話

さて他の３人が四苦八苦してるなか我らがホータローはそんなことそっちのけでのうのうと部室で｢氷菓｣を売っています。
しかしながら着実に変化してるものが一つ…
それはホータローの持ち物。
姉・折木供恵からもらった壊れた万年筆がファッションショーのワッペン・水鉄砲とどんどん交換で変化しています。
まさにわらしべ長者！
次回は何に化けるのか？
わたし気になります!!



そしてカンヤ祭１日目終了。徐々に広がりを見せる謎の窃盗事件の中、
氷菓完売まであと173部!タイムリミットはあと二日!!(え～、｢宇宙戦艦ヤマト｣っぽくしめてみました(笑))




≪追記≫
前回のＥＤに続き2期ＯＰも初登場!!
曲的には一期のＯＰ曲の方が好きですが、各所に古典部シリーズのサブキャラや今後のエピソードを関連する映像がちりばめられていますね。
果たして今後どんな風に映像化するか…

私すごく気になります!!