Nicotto Town


つくしのつれづれノート


群緑の時雨

大河ドラマ以外にも時代劇とか結構好きで、映画・ドラマ・小説だけにとどまらず、最近は漫画にも手を出しています。
その中で今、特に気になって読んでいる漫画が二つ
ひとつが「COMIC乱」という時代劇漫画雑誌に連載されている池波正太郎原作の大島やすいち版「剣客商売」(元々原作・ドラマのファンなのですが、もう一つのさいとうたかを版の漫画がゴルゴ13がいっぱいいるような絵柄でトラウマになってた分、こちらは絵柄が柔軟でスゴイ好きなんです。単行本は揃えてないものの毎月必ず読んでいます。)

もうひとつが「ふたつのスピカ」の作者・柳沼行が現在連載している江戸時代初期を舞台にした「群緑の時雨」なんです。タイトルの「時雨」ですが、コレ「しぐれ」と読まずに「じう」と読みます。
SF漫画の次が時代劇と言うのは驚きですが、中身は少年少女の青春もとというところは変わらないので抵抗なく読めると思います。


以下はあらすじ
時は江戸初期、天下の趨勢が定まったものの全国各地で戦がまだくすぶっていた時代。北国の小国・士々国は代々戦火を交えてきた隣国・式桜国を破り領国に組み入れた。しかし敗走した将兵が立て籠もった本城・式桜城だけは陥落させることができず秘密裏に包囲状態が続いていた。ところが五年後、士々国に江戸幕府から一国一城令が下され、なおも頑強に籠城を続ける式桜城を是が非でも攻め落として破却せねばならなくなった。
少年武士の霖太郎と府介は式桜城攻略の第三陣として出陣することになる。そしてそこには幼なじみの剣術少女の伊都の姿が…
物語は式桜国が敗れた5年前、彼ら三人の出会いから始まる…


物語は戦で背中を斬られて討ち死にした武士の養子としていじめられていた霖太郎が、戦乱が収まっていく時代の中それぞれが抱いている武士の誇りとは何かという問いかけをメインに物語が進んでいます。

現在二巻まで刊行中で、こちらの大半は霖太郎・府介・伊都の子供時代の出来事がメインになっています。山登ったり・お城に忍び込んだり・謎の浪人を尾行したりとジュブナイルものとしてすごく微笑ましいです。
今後、式桜城の攻略の話が本格化する中でこの仲良し3人組が式桜城陥落の末にどういう結末を迎えるか気が気でなりません。なぜならこの3人の中で明らかに物語の核心をつきそうな伏線が張られていると思われるキャラがいるので…

それにしても二巻刊行からの感覚からしてそろそろ三巻が出てもいい様な気がするのですが…(連載誌は読んでないんです。(汗))
早く出ないかな~
続きが読みたい!!

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2012/07/20 10:54
面白そうね~^^
続きでたらまたおしえてねw




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