Nicotto Town


つくしのつれづれノート


オリンピック聖火

オリンピック開始から数日たって書くのもなんですが、開会式の目玉はやっぱり聖火の聖火台点灯。
放射状配置された参加国と同じ数のトーチが火が灯ったあと立ちあがって集まって聖火台になったのには驚きました。(何かの拍子にボッキリ折れないかと突っ込んでみたいわけですが…(苦笑))
最近は派手さばかりが目立って悪印象を受ける人も多いみたいですが…

聖火は元々古代オリンピックで灯されていたそうですが、その故事にならって聖火点火を始めたのはオリンピック開催から32年後のアムステルダムオリンピックからでこの時は普通に輸送した聖火を聖火台に灯すだけの状態でした。

聖火リレーが初めて行われたのがナチスドイツ時代の1936年ベルリンオリンピックからで、聖火リレー成功の為にドイツ政府がルート上の道路事情を徹底調査したのですが、この時の調査結果がWWⅡの際のドイツ軍の侵攻ルートの資料として利用されたというキナ臭い結果を生むことになります。

ここを皮切りに聖火リレーが始まるわけですが、その後どんどんエスカレートしていき04年アテネオリンピックではついに世界一周することになり、08年北京オリンピックでは聖火が五大陸をまわっただけでなくとうとうエベレスト山頂踏破に至ります。
ところが当時の情勢(チベット問題などの人権問題)による反中国運動家による妨害事件などのハプニングがあいつぎ、以降聖火リレーは開催国内限定となっているようです。
…確かに世界一周したり、ダイバーが泳ぎながら聖火運んだり、エベレスト登ったりとエスカレートしすぎなんですが、やるなら聖火を宇宙まで運んじゃえと言いたくなってしまいます(苦笑)

ちなみに聖火の聖火台点火の時に平和の祭典の象徴として沢山の鳩を話すのが恒例となっていたそうですが、88年のソウルオリンピックの聖火台点火の際に聖火台にに留っていた鳩を一緒に燃やしてしまったことをきっかけに(本来なら聖火点火後に鳩を放すものを点火前に話したことが原因)廃止され、現在は鳩を放す映像を流すことになっているのだとか…

最近は開会式が異様に盛大過ぎる為に聖火点火と共に悪目立ちしてる感じがあるのですが、そんな中でも文句なしにすごかったのは92年のバルセロナオリンピックの聖火点火。

アーチェリー選手が数十メートル上の聖火台へ向けて聖火の灯った火矢を放って点火。

最近は機械仕掛けが多いですけど世界の超人技での聖火点火はまさに世界一を決めるオリンピックならではであり、オリンピック史上最高の聖火点火だと思います。
小一の時この聖火点火を中継で見てマジしびれましたよ!!

ただ最近の開会式ド派手批判の中では64年東京オリンピックのような普通に聖火台に聖火を点火させた方がシンプルで見栄えがいいのかもしれませんが…

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2012/08/05 09:59
今回の聖火どうなるのかな~ってみてましたよ
あのトーチの集合体が聖火になるとは思ってなかったよ~なかなか面白いね
きっといろんな企画の中から選ばれたんだろうね

私はお花に興味があるよ~、さすがイギリスって感じだよね




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