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つくしのつれづれノート


合戦シーズン!!

日本史上において秋の合戦シーズンといわれます。
というのも、江戸時代以前の特に戦国時代は軍隊組織の8~9割は農民で構成された足軽で構成されてた為大軍を動員する大合戦は主に農閑期に行われるのが常識であり、1日そこらの小競り合いはともかく農繁期の大軍動員はできなかったんです。(逆に農閑期は慢性的な食糧難の為に出稼ぎさながらの略奪目的で合戦を積極的に仕掛けていたそうです。上杉謙信の関東や信濃の出兵の目的は略奪目的の出稼ぎだったとも言われています。)
後に兵農分離の専業戦士の軍隊構成への軍制改革で年がら年中合戦をする体勢ができてくるわけですが、収穫を待たずの合戦は攻める側攻められる側双方に不利益になる為、暗黙の了解・エチケットだったというのです。このタブーを犯しての季節はずれの長陣は、一歩間違えれば農繁期に農業をする足軽雑兵の不満を招いて戦線崩壊や滅亡に至るケースもあるそうです。(信長以前の軍隊は特にリスクが高かったみたいです。)

そんなわけで秋は絶好の合戦シーズン
調べてみると9月・10月史上名高い戦国の大合戦
・厳島合戦…毛利元就×陶晴賢(1555年10月1日)
・第4次川中島合戦…武田信玄×上杉謙信(1561年9月10日)
・関ヶ原合戦(関ヶ原の役本戦)…東軍×西軍(1600年9月15日)
と集中しており、今後合戦日に沿ってこの3合戦を特集していきます。

まずは明日、
第4次川中島合戦です!!
以上!!

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2012/09/10 01:43
吉乃様へ…旧暦になおすと現在の日時より一月先にになりますね。
一説によると戦国時代のの最大の原因はちょうどその100年当たり世界規模の寒冷化で作物が実らなかったことが原因であり、気候の安定で作物の収穫量の上昇と戦国時代の終結の時期も一致してるということです。(寒冷期にフランス革命とか30年戦争とか世界中で戦乱が波及する傾向があるみたいです。)
だから戦国時代は豊作でも農閑期のとくに冬は餓死者が出ることが多かったそうで、それをしのぐ為に他国に攻め入り略奪を働いてたそうです。(乱取りと言います)
大河「風林火山」では乱取りの様子が描かれていますよ。
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2012/09/10 01:16
なるほど昔の暦は1月位違うからこの暦になったのですかね
10月と言えば昔の11月ですよね???
この9月ではまだ稲刈り済んでいないですものね
一般市民の稲刈りが終わってから戦ゴーって感じだったのですかね~
出稼ぎも命がけとは残酷な時代ですね




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