Nicotto Town


つくしのつれづれノート


吉田茂!!

現在NHKで放送中の総理大臣吉田茂のドラマ「負けて勝つ」を毎週見てるのですが、吉田茂を取り巻く人たちって本当にすごい人ばかりですね。

総理である上にそれ以前から腕利きの外交官として活躍してきたわけだから(WWⅠのベルサイユ条約締結に参加してるエピソードが初回にありましたね。)、当たり前なわけですが…
近衛文麿・広田弘毅・東久邇宮稔彦親王・鳩山一郎・池田勇人・佐藤栄作(海外の佐藤栄作の切手で佐藤B作と銘打たれたものがあるとか)
歴代総理のオンパレードなわけですが、細川護煕(細川熊本藩主家の当主であり近衛文麿の外孫。祖父譲りでこらえ性がなく政権をすぐ放り出した。)や麻生太郎(吉田茂の孫。漫画好き・国語ダメダメ総理の印象しかないのですが…)が子役で露骨に登場するとは思いませんでした。

そして維新三傑の大久保利通の息子の牧野伸顕が吉田茂の岳父だったのにも驚きました。
麻生太郎が大久保利通の末裔というの聞いたことがあったのですが、こういうことだったのですね。

まさに日本のロイヤルファミリーって印象を受けました。
(他にも白洲二郎が吉田茂の側近だったり、226事件で反乱軍の襲撃を受けたときの朝日新聞の主筆緒形竹虎が政界にいたことなど戦後の歴史に関してホントに無頓着であることを思い知らされました。)

吉田茂というとサンフランシスコ講和会議での日本の独立達成や日米安保条約、憲法9条ありきで自衛隊の創設による再軍備など、日本の戦後はすべて吉田茂によって敷かれたレールに乗っかって今までずっと歩んできたため、その評価の良し悪しはともかく日本史上最強の総理大臣と言われてしかるべき人物なわけです。(なのでドラマのサブタイトルが「〜戦後を創った男・吉田茂〜」なわけで…)
今週の第二回のラストでとうとう総理大臣になるわけですが、上記の業績を達成するまでに総理の座を追われたり返り咲いたりの波乱万丈の展開が待っているということです。(自分は吉田茂が総理の座に8年近く座り続けているとばかり思ってました。)

戦後史は授業でやったこと以外のことは本当に知らないことばかりなので、今後の展開がますます気になります!!




主演の渡辺謙は大河ドラマ「独眼竜政宗」の強烈な演技で成りあがっただけあって、人を食ったような人物といわれる吉田茂の役は本当にハマり役ですね(笑)「ラストサムライ」や「硫黄島からの手紙」などハリウッド映画の演技よりも迫力あっていい感じです!!

アバター
2012/09/17 00:20
オウギガヤツ様へ…再放送は何とも言えませんが、過去の土曜ドラマスペシャルでも良作なんかは再放送したり、ソフト化されてるのでこれっきりってことはないと思いますよ。(これは絶対ソフト化するはずです!!)ドラマの方も途中ですが次週から総理大臣として波乱万丈の展開が始まるので次から見ても面白いと思いますよ。

しかし近衛文麿の自殺の経緯が複雑なものだったというのには驚きました。
アバター
2012/09/16 21:06
第一話を観たという職場の歴史好きさんが絶賛していて、気になってたのですが、つくし様ブログ見て、「吉田茂」ドラマ観たくなりました。再放送あるのかな・・・




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.