恋染紅葉1巻
- カテゴリ:マンガ
- 2012/10/08 21:20:17
週刊少年ジャンプで連載中の恋愛漫画「恋染紅葉」の単行本一巻がこの間出ました。
この漫画、舞台が自分の住む鎌倉を舞台にしている為連載開始当初から注目していました。
っていうかこの漫画読みたさに生まれて初めて週刊少年ジャンプを自費購入しました(笑)
んなアホなと思う方おられるやもしれませんでしたが、自分にとっては週刊誌は立ち読み回し読みするものとしてジャンプを買ったことがなかったんです。思えば「ドラゴンボール」や「るろ剣」連載時も欠かさず読んでましたが、ジャンプを買って読んだことは一度もありませんでした。
まさに郷土愛ってとこでしょうか(笑)
そんな鎌倉を舞台にした「恋染紅葉」のあらすじは以下の如し
あがり症の少年葛城将太は地元鎌倉を舞台にしたドラマ「恋染紅葉」のヒロインを務めるアイドル女優・紫之宮 紗奈から突然役作りのための恋人役を申し込まれる。一目惚れした紗奈からの申し出を喜んで受ける将太だったが、紗奈との出会いを皮切りに将太に恋するグラビアアイドル・七里由比や、紗奈と由比をライバル視するアイドル・春日小鳥が絡んでくることに…
果たして将太の恋は成就するのか!?
筋書き的には少年漫画によくあるオーソドックスな恋愛ものって感じです。しかし…
将太と紗奈の恋愛模様が恋愛のレの字ほどにも達していない段階で、紗奈のライバル候補が次々と登場してカオスな状況になってるような感じがします。由比の登場で将太・紗奈・由比の三角関係になるかと思いきや、その形に固まる前に第三の少女が登場しそしてさらに新たなるの女の影が…
時系列的にまだそんなに経ってないのに明らかに大風呂敷を広げ過ぎです。この手の話ってよくあるのですけどもっと丁寧に描けないものでしょうか。三角関係どころか四角・五角に恋愛関係がこじれた高橋留美子の「めぞん一刻」なんかは各キャラの恋愛模様を丁寧に描いてトレンディドラマの原点とまでなったわけですが、「恋染紅葉」はいきなり冒頭でその設定を押しこめているようにも思え、それがもとで今後のストーリー展開が根腐りしてないかとても心配です。
今年ジャンプで相次いで連載された恋愛ものの中では残念ながら最低評価ですね。登場するヒロインたちはかわいいのに…(一番面白いのは今も連載中の「ニセコイ」。各キャラクターがバランス良くストーリーを引っ張ってくれてるおかげでテンポがすごくよくて面白いです。)
ちなみに今回の1巻の目玉はとして注目してたの連載前に掲載された読み切り番でした。こちらはすごく面白かったです。
そんな「恋染紅葉」ですがこの間1巻が出たばかりなのにも関わらず早くも2巻が来月登場します。
続きが気になるほどの大人気!!…というよりもつまらないから単行本出すかで迷ってるうちに二巻分の話数がたまってしまったのではと邪推てしまうのは自分だけでしょうか?
ジャンプで連載の鎌倉を舞台にした恋愛漫画として初回から欠かさず読んできたため今更見捨てるわけにもいかず、果たしてどうなる事やらすごくハラハラしてます。
これから面白くなることを願うばかりです。
ちなみに一番のお気に入りヒロインは将太に恋する巨乳アイドル七里由比です。ルックス的にはメインヒロイン紫之宮 紗奈が好みなのですが、現時点で由比が最も将太にアプローチを仕掛けて唯一まともに恋愛もののヒロインとして機能してます。(紗奈ウジウジしすぎ…もっと頑張らねば)
そして何よりも
鎌倉の七里ガ浜と由比ヶ浜を合わせたネーミングなのがミエミエなキャラだからです!!(巨乳関係なし(笑))
現時点でジャンプを読んでる感じからして「恋染紅葉」はヒロイン濫発・群雄割拠の戦国時代の様相と呈してるため、メインヒロイン紗奈には本当に頑張ってもらいたいです!!
それと読み切り版、すごく面白かったです!!
七里さんストレートにカワイイくて好きです~最近小鳥ちゃんも心揺らぎますが(笑)