庄内映画村!!
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2012/11/03 18:59:55
現在放送中の低予算冒険活劇「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」(前作の「勇者ヨシヒコと魔王の城」も含めて)で勇者ヨシヒコ達が訪れる街・村として毎週のようにしつこく登場するのが山形庄内市の庄内映画村のオープンセット。(まさに使いまわし!!)
近年様々な時代劇ロケで使用されているみちのく第二の巨大時代劇オープンセット(第一は大河ドラマでおなじみの岩手奥州市「えさし藤原の郷」)なんですが、この「勇者ヨシヒコ」を見てるとそのオープンセットの規模の大きさに改めて驚かされます。
その歴史は比較的浅く、05年映画「蝉しぐれ」(この映画とNHKのドラマ版は姉妹作だったりします。個人的にはドラマ版の方が面白いと思います。)の時に作られたオープンセットを起点にしてテーマパーク化したのがこの庄内映画村ということらしく、新作時代劇製作の行われる度に新セットが増設されてその規模がどんどん大きくなっている印象があります。
主な撮影映画は以下の如し
08年「山桜」
10年「座頭市 THE LAST」
10年「必死剣 鳥刺し」
10年「十三人の刺客」
その中も驚くべし!
漁村農村エリア・姥捨て山エリア・宿場町エリア(映画「十三人の刺客」で作られたセット)・山間集落エリア(「蝉しぐれ」の文四郎の家があります)と各エリアのセットは皆リアルで豪華なものなので映画の舞台として登場するときの迫力は凄まじいものがあります。
そして去年、新たに戦国大手門エリアとして巨大な戦国大名の居館の城門が登場しました。実はこの城門、大河ドラマ「武田信玄」(88年)「風林火山」(07年)などで武田信玄居館セットとして使われた「風林火山館」(映画「BALLAD」や上映中の「のぼうの城」でも本丸としてロケしている。)を山梨から移築したものだそうで、城門内の居館はないみたいですが、このセットが今後どのように使われるかすごく気になりますね。
自分は「坂の上の雲」や大河ドラマなどのNHK時代劇を中心に茨木つくばみらいの「ワープステーション江戸」や岩手奥州市の「えさし藤原の郷」でエキストラ参加をしていたのですが、この庄内映画村に関してはまったくノーマーク状態でここまで大きな時代劇セットになっているとは思わず、スゴイ驚いています。
東京から距離が離れている為中々NHK時代劇のロケ撮影がしづらそうな場所なのですが(幾分かセット内容がつくばみらいの「ワープステーション江戸」とかぶってるわけで…「えさし藤原の郷」については誕生経緯からNHK大河ロケに特化しているセットな為NHKとは切っても切れない関係にあります。)、「蝉しぐれ」のセットが起点になっている為に藤沢修平作品の映像化する際には最高のロケ場所であり(庄内市は藤沢修平の出身地で藤沢小説の海坂藩のモデルになっている地域です。02年の「たそがれ清兵衛」以降格好の時代劇ロケ地として注目されていたわけで…)、もし時代劇の復権の暁には
みちのくのハリウッドとなる日が来るかもしれません。
一度行ってみたいなあ~
山形の庄内映画村は歴史が一番浅いセットなんですが、藤沢修平作品をはじめとするクオリティの高い時代劇映画の撮影が集中してるためか各セットのリアルさは特に際立ってます。
悪霊の鍵は1だけ見て2・3は録画してまだチェックしてませんが
そうか山形なんですネ
つくしさん何でも知ってますね(^ω^)