選挙告示が昨日始まり、街中でも街頭演説が見られるようになりました。
今回の選挙、日本の将来を占ううえで大変注目されるのにもかかわらず政党が乱立し、しかもマニュフェストがぼかされているからどこを選んでいいかわかりづらくなっており、かなり苛立ちを覚えるものとなっております。


私つくしとしては政治家というものは自分の判断ひとつで国を救うヒーローにも悪名高い大量虐殺者にもなってしまう、究極の職業だと思っています。
そんな重責であるにもかかわらず昨今の日本の政治家は、ただ議席に居座っているだけで、国会では政治もどきのおままごとをしているようにしか見えない体たらくぶりであり、
正直ヒトラーやスターリン・毛沢東などの２０世紀の独裁者などと比べるにも値しないような印象すら感じます。（彼らは国に害をもたらしたものの、政治家として決断してるだけまだましに感じてしまうのです。）
なにもせずに国を腐らせる政治家はそれだけで犯罪者といっても過言ではありません。
（ある意味殺人犯より罪深いと思います）
そういう政治家ではなく成りあがりもののボンボンと看板を変えた方がいいと思います。
一方でその政治家を選ぶ側もよく考えて投票しなければいけないわけで、政治家・メディア・投票者が政治に関心を持てるように切磋琢磨して、責任持って選挙に臨める世の中になればいいですね。


そもそも選挙というものは本来ろくでもない政治家を政界から引きずりおろすというギリシャのオストラコンを起源にしてることもあり（別名：陶片追放…選挙で独裁者になりそうな人物を選んで投票し、見事当選した人は街から１０年間公職と共に追放されるというもの。陶片というのは投票用紙が陶器の欠片だったことによる）、
国の未来を占う機会だけでなく、その国と国民にに仇をなす悪徳議員をはじく手段でもあることを皆が念頭に置いて選挙に臨めればと思います。



正直今回どこに投票すればいいか未だにわかりません。
ただ「脱原発」や「脱増税」を軽はずみに前面に出している政党はどこも
歯の浮く文句で女をたぶらかすナンパ男みたく見えて信用できません。
（恐らく流行語として同じ文句を今後の選挙で並べることはないと思います。）
今の日本の問題はは多岐にわたっており、一番オールマイティに政治を任せられるところに投票したいと思ってるので、争点をぼかしたり一点集中にしてるのでは話にならないんです。

特に「日本未来の党」なんかは「脱増税」「脱原発」（本人らは卒原発と言い張っていたが…）だけでなく、バラマキを公約に入れてるために（民主党のマニュフェストに入ったことで大変がっかりしたものです。）、最も信用ができません。
暗躍しているという小沢一郎の党での存在を、犯罪資金偽装のマネーロンダリングになぞらえて小沢ロンダリングって揶揄された時は、うまいこと言うな～って爆笑したわけなんですけど…
政権を獲れると思えない政党が、ひねり出せるかどうかもわからない金で有権者を買収しようとしてる詐欺師みたく見えて大変印象が悪いんですよね。（まあ政治家って少なからず詐欺師の側面はあるんですけどね…清廉潔白なだけでは政治家はできないところもあるんですが、いくらなんでもこれはひどすぎる。）



兎にも角にも今後投票する上で選挙関連ニュースは目が離せません。
このブログでも政治家をコケにした内容と選挙結果に関する記事を二つほど書くつもりなので、よろしくお願いします（＾－＾）