Nicotto Town


つくしのつれづれノート


参議院選挙開票結果

参議院選挙の結果が固まりました。
結果は議席をそれまでより31も増やした与党自公両党の圧勝(自公合わせて75議席獲得)。参院の勢力が過半数を超えることになり、それまで政治に悪影響をもたらしていた衆参のねじれが解消する運びとなりました。やはり何にも決められない政治のゴタゴタはもうたくさんだということなんでしょうね。

一方の民主党はその自公とほぼ同じ数の28議席を失う大惨敗(16議席獲得)。やはりこれまでめちゃくちゃだった3年間の民主政権時代の印象があまりに悪いのにもかかわらず、大した反省もせず各党員が勝手なことばかりしていたのが大きく響いた結果なのだと思います。
にもかかわらず自分たちが国民からどう思われているか全く理解しようとしない態度(民主政権時に実績を挙げたとか責任を転嫁するような発言など)に大変強い憤りを感じました。もはや党勢立て直しの時期も逸したとも言われ今後どうなるのでしょうか…

みんな(18議席獲得)・維新(9議席)はそれぞれ5・6議席増やした結果になりましたが、特に維新についてはトップの橋本市長と石原慎太郎が失言をしなければもっと議席を獲得できたのではないかとも思うわけで、この二人の責任は重いといわざるを得ません。(軽口がやめられないのなら党代表を誰かに明け渡して、裏方で維新を支えてほしい。)

注目の生活の党は候補者全員落選の大惨敗。小沢一郎もショックだったようです。選挙戦末期になってから民主政権時代の失政は自分の責任と反省の意を表したかのような発言が見られませいたが、ハッキリ言ってもう遅い!
衆議院選挙に続き今回も懲りずに大衆迎合に走った(民主党時代の政権公約も含め)のが完全に裏目に出た模様です。ざまあみろって感じです。

今回議席を大きく伸ばしたのが共産党。(10議席獲得)どこも期待できないという有権者の票が流れ議席を4つ増やしました。各野党が次々と失言を重ねる中で見すらなかったのが大きいのでしょう。(個人的に共産党は嫌いですが…)



今回どの多くの政党が争点をあいまいにした為にどこに入れていいかわからない人も多いと思います。アベノミクスについてももっと具体的な説明を入れてほしかったし、どの野党も対案を出さずに頭ごなしにアベノミクスを批判する様がとても薄っぺらく胡散臭かったのが今回の参議院選挙の感想です。
そんな中で注目した当選者が無所属の俳優・山本太郎。(大河「新撰組!」の原田佐之助大好き~!)全く問題がないとは言えませんが、ぶれずに原発政策に反対する一途な訴えと若者への投票促進運動を進めたのが功を奏して当選したのが大変印象的でした。
まさに政治運動のあるべき姿として全ての政治家にみならってほしいものです。



自公が過半数を獲得したものの改憲勢力3分の2に議席が達してないので、憲法改正については据え置きとなりそうですが、逆に憲法改正について議論を重ねる大きなチャンスとも言えます。
それだけじゃなく全ての事において政治がいい方向に動いてくれることを願うばかりです。





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