まず…
OPが変わりましたね。
宇宙戦艦ヤマトがガミラスのドメル艦隊（ドメル達幕僚がみんなオトコマエでカッコイイ!!）にボコボコにされた前回OPがカットされてたのでもしやとは思いましたが…
感想としてはほぼ全てのシリーズで宮川泰の音楽で固められたヤマトのイメージ（2199も息子彬良が父泰の曲調を踏襲しながら新曲を作ってるのですごいマッチしてます。）の中に異物が混じっているようでファンとしては2199からですが（旧シリーズは昔から見てます）大変絶句してしまいました。
旧ヤマトの各シリーズの主題歌が違っていれば違和感はなかったと思いましたが…
テレビ版2199の合唱版主題歌に拍手喝さいを送っていたのとは反対に
こんなのヤマトじゃない！
思いたくなるのもスゴイわかります。
そのせいかOP直後早々に沖田艦長が倒れてしまいました。（笑）（まるでジャイアンリサイタルみたい。）
ただ曲自体が悪いわけではなく、ヤマトよりも「進撃の巨人」のOPにしておけば大変にあってたんだろうなと思いました。


さてここからは内容について…
緊急補給のため地球型惑星・ビーメラ4に降り立ったヤマトだったが、古代達が調査に出てている間に、反ヤマト計画派の伊藤・新見義姉様（なぜ義姉様と呼ぶかは次回わかります。）が藪達不満分子を扇動して反乱をおこすという内容でした。
気付いた方はいると思いますが在地球の芹沢を首魁とする伊東・新見の反乱首謀者は皆新撰組で近藤勇・土方歳三達と対立者達からとられているみたいですね。（ヤマトシリーズ自体沖田艦長を始めたした多くのキャラクターの名前が新撰組隊士からとられているわけでして…）そういう所はホント細かい。
結局反乱自体はすぐ鎮圧されてしまいましたが、このヤマトでの反乱というアイデアは初代ヤマトで企画倒れで中途半端になってしまったものだったので、できれば前後編に分けた状態でもっとじっくり見たかったのが本音です。

でビーメラ4調査に行った古代達について…
ビーメラ自体も初代ヤマトにあった話なのですが、巨大昆虫が背後から出てきたときは思わずこう叫びました。
志村！うしろー!!（笑）
それを退けたアナライザー合体バージョンも大迫力だったんですが、認識番号を見て鉄人28号のオマージュなのかとも思いました。（先行上映では気付きませんでした。）

そしてラストでの森雪の古代に対する抱擁
古代に恋するタマちゃん（山本玲をネットスレにならってこう読んでます。）を応援してただけに本当に無念でした。（後ダメガネ南部（笑））
こうなることは予想してましたが監督出渕裕がかつて手掛けた「機動戦艦ナデシコ」のようにもっと三角関係を展開してほしかったです。（「ナデシコ」では主人公のアキトをメインヒロインの艦長ユリカと通信士の女の子が取り合うラブコメが展開されました。ちなみにユリカの声優さんは2199の森雪をやってる桑島法子です。）
しかしあっけなかったとはいえ逆にこうも思うわけです。
全ては修羅場になる前に古代を手中に収めようとした森雪の計画的犯行（笑）ではなかったかと…
よくよく思い返してみたら4話のエンケラドゥス以降、特に古代がタマちゃんとヤマト修理デートを繰り広げた7話以降雪の古代に対するアプローチが露骨になってたような気がします。（しかもやら尻を強調してるような気が…（笑））
古代が乗る偵察機やコスモゼロを操縦したがったり、タマちゃんに古代を意識してるのかと思わせるような言動をとったり、
前回はそのイチャつきをタマちゃんに見せつけたり…（少なくとも自分にはそう見えた。）
今回ラストの抱擁はタマちゃん排除のための詰みの一手かとも思ってしまいました。

もしかしたら裏で雪はほくそ笑んでこう思ってたのかもしれません。
「すべては計画通り…」ｂｙデスノート
もしそうなら黒い、黒過ぎる…
古代・雪・タマちゃんがちゃんと3角関係に発展してればタマちゃんを応援する自分としては雪を
このドロボー猫め!!
言えたわけですが、こうも恋愛のレの字にもなってない状態ともなると…
スゴイ悔しいですね。