Nicotto Town


つくしのつれづれノート


東西味ギャップ料理

日本を東西に分けて同じ料理名だけど食材や味が違うというギャップがあるというような料理とかありますよね。
例えばソバ。西国のソバは薄味で、東国は濃い味という違いとか…
私ミカサは生れは四国徳島(父母ともども一族は徳島出身)、育ちは関東鎌倉というチグハグな人間なので東西の料理のギャップを感じることが時々あります。

特にギャップを感じる料理がすき焼きと肉じゃが

まずはすき焼き。
我が家のすき焼きは鍋に割下で煮るいわゆる関東風すき焼きなんですが(なんでも明治の文明開化の象徴料理・牛鍋がベースらしい)、
四国徳島の親戚の家で出されるすき焼きは、鉄板で焼いた肉に後で砂糖・醤油・酒を加えて味付けする関西風が定番となっています。
上記のとおり西国の人間なのですが関東風すき焼きしか作らないのは、ホットプレートなどの鉄板を洗うのがめんどくさいからだそうです。wwww

そして肉じゃが。
東国はブタじゃが、西国は牛じゃがが主流だというのはすき焼き同様有名な話。
ですが我が家では父母が西国生まれということもあって、牛じゃがが主流であり、
実を言うと最近まで東西で豚・牛の違いがあることなど全く知りませんでした。
ちなみに牛じゃがとブタじゃがの勢力図は三重県のとある町を境界線に東西分かれているそうです。
なお肉じゃがは日本海海戦で有名な連合艦隊司令長官・東郷平八郎が留学先のイギリスで食べたビーフシチューを日本で再現したものを起源とする海軍発祥の料理であり、
発祥の地を巡って東郷の当時の勤務先だった広島・呉と京都・舞鶴(いずれも海軍鎮守府があり今も自衛隊の軍港です。)が20年近く前に争ってたことがニュースになりましたが、どちらも決め手に欠けた為大岡裁きで両方とも発祥の地という具合になっているそうです。



ほか普段食ってるものと違うということで驚いたのがカツ
現在トンカツが主流といえるかもしれませんが関西では牛カツが主流というのはよく聞く話。(っていうか元々カツレツは牛肉が元祖なんだけど…)
ですが四国徳島でカツといったらはんぺんカツことフィッシュカツが主流なんですよね。

今でこそテレビ番組「ケンミンショー」で知名度が上がっているのですが、子供の頃に徳島の親戚が送ってきてくれたフィッシュカツを初めて見た時は衝撃的でした。何せ私つくしは徳島生まれとはいえ鎌倉育ちの坂東人ですから。
味は具のすり身にカレー粉が混ぜてある甘辛い味です。マヨネーズや醤油を付けるとおいしいんですが、現地ではカレーライスに乗せたり、サンドイッチにしたり、お好み焼きに乗せて焼いたりする食べ方もあるそうです。




同じ料理でも地方によってギャップがあることで、保守的で慣れ親しんだ味以外受け付けないということもあるのですが、未知との遭遇みたいな新鮮な体験だったり一粒で二度おいしい的な得した気分にもなるわけでもあるので面白いですよね

アバター
2013/09/14 12:07
jessica様へ…コメント感謝です(^-^)カップめんのつゆの濃さが確かに違うみたいです。
北国の人たちは塩分の濃いものとお酒とかを好む傾向にあり、卒中で亡くなる割合が南の人より多いそうです。(上杉謙信を代表にして…)
アバター
2013/09/12 22:07
カレーも関西では牛肉、東北だとスナックとカップ麺の味の濃さが違うと聞いたような気がします。




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.