Nicotto Town


つくしのつれづれノート


地底超特急西へ

このタイトルを見てハッと元ネタに気付いたそこのあなた。
年齢バレますよwwww
(さもなくば相当マニアックか…www)

今日、JR東日本が超電導リニアの超特急・中央リニア新幹線の東京―名古屋間のルート・駅を正式発表しました。まあこれまで何度もルートについては新聞テレビで報道されてきたので今更感もあるのですが、
何十年も前から研究していた夢の超特急がいよいよ本格的に動き出すと思うとスゴイドキドキしますね!!
超電導リニアの研究が始まったのはなんと東海道新幹線が開業するまえ(1964年)の1962年!!東京―名古屋間の開業予定が2027年といういうから
実用化するまでなんと65年!!
ホント気の長いことで…
ここまで気の長い研究を見てみるともはや実用そっちのけで技術研究の探究に熱中してるって感じですね。
そこんところが日本人らしいともいえますがwww



さてこのリニアモーターカーは知っての通り磁器で車体を浮かせて動かす列車のことであり、いろんなタイプのリニア電車が世界中ですでに走ってるのですが(子供の頃からJRの超電導リニアの研究が喧伝されている為それ以外のヤツはリニアの実感がわかないんですよねwww)、
この超電導リニアは従来の世界のどの列車をもしのぐ時速505キロで東京―名古屋間を40分で結ぶというもので
まさにバケモノ!!
(実験では世界最高の時速581キロを叩きだしている。)

そのため地上に露出した場合の騒音が半端ないとされ、
中央リニア新幹線はその8割が騒音と関係ない地下で地上部分はコンクリートのフードで覆うとのこと。

チューブを走る列車っていかにも近未来チックなんだけど、景色が見えないということで
各自治体がブーイングを上げています。

(っていうかこの手の政治家の足の引っ張り合いはホント腹立たしい。中央新幹線はほぼ直線ルートなのですが、長野県が大きく距離を伸ばして長野市に駅を作れと強硬に主張して足を引っ張りました。名古屋以降の大阪まで延長するルートの中間駅を巡って滋賀(衆院選の卒原発でバカを見た喜田知事)・京都・奈良が見にくい足の引っ張り合いを続けています。)
…まあ気持ちはわかります。
自分もコンクリートのフードがSF作品の透明のガラスチューブだったらいいのにと思うわけで…





…そんなわけでこの記事のタイトルのまんま名実ともに地底特急となるわけですが、
私ミカサは超電導リニアのニュースを耳にするたびにとある特撮作品を連想します。
それが、

ウルトラQ「地底超特急西へ」(第10話)!!

円谷プロの初代ウルトラシリーズであるSF色の強い作品の一編で、(モノクロでウルトラマンも当然出てこない。)
ストーリーが東京~北九州を3時間で結ぶ地底超特急「いなずま号」が、試運転で一緒に乗り合わせたゴリラっぽい怪物M1号に運転室を占拠され暴走を始める…というもの。
(終始コメディ調www)

いや~、スピード・システム共々あまりにも中央リニア新幹線に酷似してますよね。
しかも「ウルトラQ」が放送されたのが1966年と東海道新幹線が開業してから1年半も経ってないわけですから、高度経済成長期のエネルギーと想像力の凄まじさには驚かされっぱなしです。(当時の感覚でもいなずま号のデザインやシステムは斬新に感じると思います。)
作中のいなずま号のスピードは中央リニアとほぼ同じであり、もし近未来に九州まで延長したら本当に「ウルトラQ」同様東京―北九州間を3時間で結んでしまいそうですよね。




…完全開業は2027年とまだまだ先ですが、この間の東京オリンピック招致成功に伴ってオリンピックに合わせた2020年に東京―甲府間を先行開業してしまえという話も出ているようです。
まあ、個人的実現したら嬉しいですが、そんなことにとらわれずにしっかり作ってもらいたいものですね。
スピードや走行距離のばかり急速に伸ばしている海外の高速鉄道がことごとく脱線・衝突事故を起こしてるわけだから、事故を招きかねない突貫工事だけはゴメンですね。

兎にも角にも完成が待ち遠しいですね!!(^-^)











※その1…なお世界初の高速鉄道は言うまでもなく1964年に開業した日本の東海道新幹線なのですが、日本ではその新幹線開業や上記の超電導リニアの研究開始よりもはるかに前の1959年からの10年間に真空チューブをロケット推進で
時速2500キロのスピードを出す列車の実験が行われていました。
ミニチュアの模型にカエルや小ガメを乗せて実験を繰り返した結果時速2500キロ走行での生還に成功したのですが(最初の実験では脱線して四散してしまい、乗車していたミドリガメが殉職)、
人間が乗ると加速時に30Gの重力がかかって即死するそうですwww
昔「トリビアの泉」で紹介されてビックリしたのを思い出します。
2010年に中国が時速4000キロの真空チューブ列車2020年~2030年の実用化を目指して研究してると言ったそうですがどうなっているのでしょうか?




※その2…リニアモーターカーは磁力で車体を浮上させることで知られていますが、似たようなものとして思いつくのが
電磁誘導を使って物体を超高速で発射するレールガン
レールガンといえば只今放送中の「とある科学の超電磁砲」の御坂美琴ですが、
みこっちゃんのレールガンはもはやレールガンというより「宇宙戦艦ヤマト」の波動砲や「ドラゴンボール」のかめはめ波状態ですよねwww(星も破壊できそうwww)
現実世界では只今アメリカ海軍が新型ミサイル駆逐艦ズムウォルト級(日本のイージス艦のベースになったイージス艦アレイバーグ級の次世代型)にレールガン式の大砲を乗せるつもりで実用化を進めているそうです。
すでに発射実験は成功しており、2016年に洋上試験を予定してるそうです。





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