Nicotto Town


つくしのつれづれノート


言の葉の庭 トークショー付き

もうだいぶ前のことになりますが新海誠監督作品「言の葉の庭」の上映を観に行きました。
上映場所は川崎の映画館、
上映内容は「言の葉の庭」(46分)・企業PR用の短編アニメ「だれかのまなざし」(6,7分程度)の合わせて1時間にも満たない映画としてはやや心細いもの。
しかし、私ミカサが観に行った時の上映は通常上映と違い
上映後に新海誠監督のトークショーとサイン会が行われるというものだったので大変豪華なものでした。
しかもこれだけ合わせて料金はたった1000円!!
大変お得だったので迷わず川崎まで観に行きましたよwww


物語は新宿御苑をメイン舞台にした恋愛物語(?)
雨の日に常習的に授業をサボる靴職人が夢の高一のタカオは、梅雨の雨の日の公園で午前中から酒をかッ食らう(しかも肴はチョコレート)年上の女性・ユキノと出会った。以来雨の日に公園に行くたびに二人は遭遇することになり、タカオはユキノに恋心を抱くようになる。
やがて梅雨明けと同時が会う機会は途絶えてしまったが、二学期に入り二人は学校で衝撃的な再会をする。ユキノはタカオの学校の教師だったのだ。
ユキノは生徒からの嫌がらせが原因で心を病み学校を辞めてしまうらしい。
互いの立場を知って戸惑った二人は再び公園で相まみえるのだが…



いや~とにかく映像クオリティが半端ない!
これ以上クオリティを挙げてしまうともはやアニメと実写の区別がつかなくなるのではと怖くなってしまうレベルですよ、コレはwww
特に雨のシーン!!
タカオとユキノにつ続き3に目の登場人物と位置付けてると言っても過言ではない重要要素だということで、物語の起伏に合わせて雨の強弱を変えているそうです。
なんと雨の一粒一粒細かく書き込んでいるのだとのこと!!

ストーリーについても「秒速5センチメートル」と比べて鬱でなくwww、「雲のむこう、約束の場所」や「星を追うこども」のように内容の割にべらぼうに長いわけでもなかったので非常にしっくりくる感じでしたよ。(ややクライマックスに向けて強引な展開だったけどwww)


上映終了後観客席いっぱいに拍手の大嵐となりました。
「言の葉の庭」は上映とDVD発売が同日で、上映映画館も全国22施設と小規模だったのですが、私ミカサが観に行った時は新海監督のトークショーとサイン会付きだったので満員御礼!!(質の内の最大動員席数は500と大型)まあ、この展開なら大拍手も無理もないとは思いますが…

この展開に最もの驚いたのが新海監督自身とのこと。
その前日に行った東京でのトークショーではタカオとユキノのCVを務めた人気声優の入野自由と花沢香菜のご両人が加わっていたこともあって各声優のファンが詰めかけていたのに対して、まさか自分のネームバリューだけで満員の大拍手になろうとは思ってなかったらしく大変ビックリしたそうです。

トークショーは形態のツイッターを通じて監督と観客の質問の応答が繰り広げられるというけっこうシュールな感じでした。
他のトークショーもこんな感じなの?
なお、質問コーナーでは新海アニメの名物といっていい精密な鉄道描写についても触れており(新海監督ではなくスタッフの一人が鉄道オタクで鉄道描写のクオリティアップに熱意を燃やしてるのだとか…次回作についてはさらにレベルアップしてるのだろうなあwww)、そこから「秒速~」の自虐ネタが飛び出し観客は大爆笑www(監督自身は鬱アニメの評価を受けるとは思ってなかったので意外だったとのことwww)

兎にも角にも大変有意義な上映イベントでした。
新海作品なら次回作の上映い弁へもぜひ参加したいものですね!!







ちなみに初めて新海作品を観てからずっと思ってたことなのですが(初めては「秒速~」)、初めて見たのにもかかわらず新海作品のキャラクターの作風について初めてって感じが全然しなかったんですよね。ずっとどうしてそう思うのか全然わからなかったのですが、最近「ほしのこえ」のラノベ版のイラストを観てその答えが判明。
キャラ作風が漫画「ふたつのスピカ」の柳沼行の絵柄にそっくりなんですよね。
(MF文庫版の挿絵を柳沼行が担当)
クオリティアップと一緒に絵柄も進化してきているのですが、目を中心にした表情が特にそっくり!!
いや~、どうして気付かなかったんだろうwww





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