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つくしのつれづれノート


ミカサ、戦艦三笠へ初詣

初詣は地元鎌倉の鶴岡八幡宮に行くのが恒例なのですが、
数年前にNHKで「坂の上の雲」がドラマ化されてから鶴岡八幡宮より先に横須賀の記念として保存されている戦艦三笠に行くのを通例にしています。
タイトルの「三笠へ初詣」というのは艦内に三笠神社と称する神棚があり、そこへ賽銭を放り込んでお参りしたということです。(だいたい日本の軍艦には神棚が設けられている。)

三笠は日露戦争(1904~1905 ちょうど100年前)の連合艦隊旗艦としてバルチック艦隊を滅ぼした日本海海戦を先頭切って戦った戦艦です。
栄光の戦歴とは裏腹に日露終戦1週間後に事故で爆沈(後修理して復帰)、大正時代に退役して記念艦となった後も太平洋戦争の敗戦で武装などの上部構造物が取り除かれて荒廃するなど(水族館・ダンスホール・キャバレー・売春宿になったという)、1960年に再び記念艦として復元されるまで尋常ではない波乱万丈な運命をたどったフネだったりします。(以外にも戦後の復元の呼びかけをしたのは、太平洋戦争に参加したアメリカ海軍提督ミニッツ元帥。この人は三笠で指揮を執った東郷平八郎の崇拝者だったそうです。)


まあ、三笠についてはこれまでにこのブログで散々記事にしてきてるので気なる方はそちらの方見て下されということでごまかします↓
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1032798&aid=36748560
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1032798&aid=40657423
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1032798&aid=52174945



三笠に収蔵されている資料は東郷平八郎連合艦隊司令長官を中心に日露戦役の資料が大変充実してるのですが展示施設は古く、もはや艦自体がレプリカによって戦艦の見た目を保っているオブジェのような存在なので、近場で見るとみずぼらしいのですが、
それでもこの記念艦にとずれる人はなんと年間15万人!!
(東京タワーが年間来客数がだいたい200~300万人)
みずぼらしさの割にあまりにも多い来館数に驚きました。
(上記のドラマ「坂の上の雲」に加え現状の国際関係で自衛隊の期待が高まってることも影響してると思います。)


しかも正月の三笠は通常と違って甘酒が無料でふるまわれたり、全部集めるとバッジがもらえるスタンプラリー、子供用ですが海軍士官のコスプレをして記念写真が撮れるコーナーが設けられて大変にぎわってました。
私ミカサもスタンプラリーで特製ミカサバッジとさらに抽選が当たって特製三笠ボールペンをゲットしました。
ハンドルネームが三笠だけにこれは嬉しい!!
また来年も三笠へ初詣に行くつもりです。






なお行き帰りに横須賀軍港眺めました。
横須賀は幕末にドックつくられて以来日本海軍・海自の本拠地である軍都。現在は海自とアメリカ第7艦隊の本拠地となっています。
海自側にはヘリ空母「ひゅうが」・新型護衛艦「あきづき」などが停泊してみました。
アメリカ海軍側はなんと確認できただけでもイージス艦が7隻以上見えました。
沖にはまだまだ日米軍艦が沢山停泊してると思われます。

大艦隊と呼べる規模の数の軍艦群が停泊する光景は大変壮大な光景でした!!
毎度来て飽きないですね、横須賀は(^-^)





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