Nicotto Town


つくしのつれづれノート


金田一三昧 ジッチャンのカニかけて!!


只今14年ぶりに復活したアニメ「金田一少年の事件簿」
タイトルが「金田一少年の事件簿R」と半ば「セーラームーンR」を彷彿させるネーミングなのがちょっと引っかかるのだけれどwww(そういや「セーラームーンも新作アニメやるんだよなあ…)、それは置いておいて7月からはアニメに引き続きドラマシリーズも復活するという
まさに金田一フィーバー!!



私ミカサはその熱に浮かされたわけではないのですが、この間何気なく見た「金田一R」の単発事件が、
(コロンボや古畑同様の序盤に人を殺した犯人を主役にして探偵に追い詰められていくヤツであり、客船で殺人を犯した犯人が金田一LOVEのアイドル麗華ちゃんの船上パーティーに迷い込みそこで金田一と剣持警部に出くわしてというストーリー。)
めっちゃくちゃ面白いかつ懐かしかったために、昨日今日と最初のドラマ堂本金田一や前のアニメシリーズ(すべてはソフト化されてないそうですが動画サイトでまとまってアップされてた)、原作マンガ(押し入れから引っ張りだしたら弟が持ってた第一期連載分の文庫約30冊超が揃ってたんですよねwww)をたんのうする
まさに金田一三昧となってしまいました。
(結局ブームに乗せられてる!?)



「金田一少年の事件簿」といえば「名探偵コナン」とほぼ同時期に連載を開始し人気を二分する推理漫画の草分け的存在。一般的にその名が一気に広まったのはKinkiKidsの堂本剛が主演の最初のドラマ版が放送されてからだと思われ、
当時小学校中学年だった私ミカサの周囲でも金田一少年がブームになったのを思い出します。小学校のお楽しみ会の出し物で金田一コントの「○○少年の事件簿」なる寸劇をよくやりましたよ。堂本金田一は映画にもなりましたね。
(ちなみに自分がドラマを見たのは再放送から。今も昔もブームには疎いもんでwww)
その直後に約3年続く最初のアニメ版が放送。
アニメの終了の後にずっと続いてた原作の連載もいったん終了するも、何度も原作新作やドラマ(主役交代しながら)が発表されて今に至るわけです。
その人気ぶりは凄まじいですね。



しかし今回改めて当時のアニメ版や堂本金田一を観ると、
当時自分らはゴールデンタイムにこんなエグイ番組を毎週見ていたことに改めて驚かされますwww

まあ、アニメ版の方はグロイ死体の表現を抑え気味にしたり、ストーリー次第では死人が出ない設定に変えたりしたみたいですが…(それでも凄惨過ぎてアニメ化できないものもあるということ。)



そして最初のドラマの堂本「金田一」
最初の金田一ドラマということで以降の主役交代以降の金田一と比べて圧倒的人気を誇る初代金田一。
もう20年近く前のドラマということでドラマのセットや大ど具なんかがチャチに見えてしまう所はあったり、原作では長編の殺人事件が1話45分にまとめられちゃってるところが気になるのですが、
殺害シーンや死体発見シーンなどの演出が原作以上に怖くなっているものがあるので強烈なんですよね。
「エクソシスト」のようなBGMと合わせてトラウマになった人もいるのではないでしょうか?
(安っぽいセットや演技と合わせてものすごくメリハリがきいて忘れられないというのが、堂本金田一の人気の理由なんだと思います。)

しかし
このドラマを見れば見るほど不思議な感覚を覚えます。
音楽といい・カメラ回しといい・画面の切り替えといい
なんか別のドラマに似てるような…
それだけじゃなく
「ジッチャンの名に懸けて!!」
「謎はすべて解けた!!」
の決めゼリフの演出も合わせて…





「お前らのやったことはすべてお見通しだ!!」



そう、仲間由紀恵・阿部寛主演のドラマ「トリック」!!
実を言うと堂本金田一は「トリック」のメインディレクター堤幸彦の出世作なのだそうで、「トリック」をはじめ「ケイゾク」「池袋ウエストゲートパーク」「SPEC」などの後の堤作品でみられる堤色と呼ばれる独特な演出の元祖なのだということです。
(「トリック」作中には「一千万の名にかけて!!」など金田一パロディ満載の回が存在するわけでwww)
堂本金田一と「トリック」の差なんてコメディ要素の比重の差を除いたら変わらないのかもしれませんね。

そういうことを考えると堂本「金田一」は後の金田一ドラマと比べるよりも上記の堤幸彦作品と比べる方が正しいのかもしれません。




私ミカサなんかは二代目の松本金田一も金田一役の松本潤と美雪役の鈴木杏とかはミスキャストですが(やたら不機嫌な金田一と太った美雪でしたが、演技力自体は堂本ともさかを凌駕してると思う。)、CG技術の向上でクローズドサークルタイプの舞台演出が向上して面白かったです。何よりも最終回「露西亜人形殺人事件」のラストでライバル・地獄の傀儡師に向かって
「俺自身の誇りにかけて!!」
と吐き捨てる様はすごくカッコよかったわけで…



…そんなわけで今度やるという四代目金田一も案外捨てたもんじゃないかも…
先行した単発シリーズは見てないので(「
香港九龍財宝殺人事件」は尖閣問題に端を発した中国人の反日暴動のさなか撮影されて話題になってたけど。)周囲の評価は何とも言えないのですが、とりあえず只今やってるアニメ「金田一R」を見ながら楽しみにしてましょうか…




ちなみにブログタイトルの
「ジッチャンのウニかけて!!」
は堂本「金田一」最終作の映画「上海魚人伝説」のPR番組の金田一コントでのセリフです。
これは映画のPRバラエティ番組として金田一出演者をを交えて放送中、殺人事件に遭遇したのを機に各出演者が金田一キャラに変身して謎を解くといもの。
作中で司会のラサール石井がセクハラが原因で殺されてしまいましたwww
(他に「ジッチャンのカニかけて!!」のパロディがありましたね。)

堂本金田一には殺された金田一の葬儀の実況中継番組など奇抜な演出の特別番組が非常に多かったですねwwww










そういえばアニメ「金田一」の剣持警部のCVってOVA版「ジョジョ」の空条承太郎のCVの人だったんですね。
両方とも見てるのに気付かなかった…

アバター
2014/05/11 20:13
よん様へ…コメント感謝です(^-^)なんとなくぺ・ヨンジュンにコメントもらったみたいで照れ臭いです(*^_^*)
よくよく見比べてみたら妙にコント的な画面の構図や劇的な展開時の画面の切り返し方が金田一をはじめとする堤作品は共通してるんですよね。なので「トリック」をはじめとして堤作品はシュールな作品が非常に多いと思います。
「上海魚人伝説」は非常に懐かしいですね(^-^)。昔よく金曜ロードショーで放送してましたよ。
当時堂本金田一は原作マンガ知らなくともドラマは知ってるといったブームでしたからね。中国ロケもあって全金田一映像作品中もっともスケールがでかかったから観に行ったとしてもおかしくないと思います。
「上海魚人伝説」はアニメ版も放送してましたね。
アバター
2014/05/11 19:50
奈柚様へ… トリックって毎度「銀魂」さながらの終わる終わる詐欺をやってるので中々信用できないんですよねwwww 
「劇場版 トリック2」の時点でこれで最後と宣言してからもう何作続いてる事やら…
映画だからって豪華にするよりもテレビ版さながらに低予算ながらも工夫してシュールかつ不気味な作品に仕上がってくれるといいですね(^-^)
アバター
2014/05/08 22:16
この前やっとSPECの零を見たところで。
金田一も堤幸彦さんでしたかー。
全然大人だったと思うけど、なぜか堂本君の時の映画を映画館で見て、パンフまで買ってたな〜。
なんだったのかなー?
アバター
2014/05/07 21:16
なんとなーく 金田一少年は見てないのだよねぇ
横溝正史の金田一耕助は全部って言っても過言ではないくらい見ましたし
全巻揃ってますけどね
トリックは見てました^^
あぁいう 怪しいのが好きなのでw
今回の劇場版で終わっちゃうのが 辛いなー^^;
って言っても 地上波でやんのを待ってるんですけどねw




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