平安時代の生活再現!!
- カテゴリ:テレビ
- 2015/07/23 21:20:29
「いきなり黄金伝説」で平安時代の生活の再現をしておりました。
これまでも戦国時代や縄文時代といろいろやってましたよね。
面白かったのは生活再現の為渡辺直美が公家の食事を4時間かけて調理するところ。
実際は料理人が何人もいただろうからそこまで手間はかかってないだろうけど現在と当時の食事の質の違いは面白かったです。
特に鳥肉は鶏ではなく雉のは興味深かったです。
雉なのどの山鳥は戦のなくなった江戸時代ごろから乱獲で急激に減ったそうであり、その代わりとして鶏が普及したとのこと。
雉・・・どんな味がするのか気になりますね~(^-^)
しかし最後の方で渡辺直美の着こんだ十二単については爆笑しながらも驚きました。
その重さたるやなんと20キロ
鎧並みの重さ!!
個人的に平安時代のおじゃる丸や麻呂ヤロウ(鎌倉に住んでる土地柄贅沢三昧の平安貴族に対しては敵視してるような人間なんで…www)はどことなくひ弱なイメージがあったのですが、見栄の為にここまでするとは思いませんでした。
この手の再現はホントに面白いです。雛段ではなくこういう普段知らないことろを見せてくれる番組が増えると嬉しいんですけどね・・・
味はどうなんでしょうね?鶏肉よりも濃い味とテレビではやっておりました。野生育ちだから生臭さはあるのかもしれませんね。
渡辺直美の十二単(女房装束)、何で夏装束にしなかったのか…。
こんな時期に冬用フル装備なんて、死にまっせw
平安時代中期の十二単は、裸の状態から張袴・単衣・重袿(およそ5・6枚)・裳・唐衣と着付けます。袿と唐衣は夏用以外は袷。夏は単重ねとか、内々には袴に単一枚のみというシースルー状態でした。
平安末期以降は、単の下に小袖を付けるスタイルが確立します。鎌倉時代ぐらいになると、重袿の枚数は減りますが、今度は小袖を重ねる事が流行します。江戸時代以降は、小袖の下にひよという下着をつけるようになります。
本来、単と袴が下着替わりでしたが、単の下に汗取りや防寒の意味で小袖を用いるようになり、更には小袖をも守るためにひよが登場したんだとか。
因みに平安女性、特に宮廷女房なんかはフル装備でいる事が当たり前なので、フル装備の事を敢えて『直衣姿』と呼んでました。着ていて当たり前って意味です。平安末期以降は女性の礼服が消滅したため、十二単が礼服に昇格したので『物具姿』と呼ばれます。全部揃ってますよ、略してませんよって意味になります。
因みに平安女性は、立って歩きません。
基本的に移動するときは膝立ちして進みます。
正座もせず、立膝で座りました。
先日道を車で走っていたら、脇からいきなり雉が飛び出してきてビックリしました。
たまにあります。山ですので(^^;
でも、食べたことは無いですわ~。
それにしても、昔ってゼッタイ臭いですよね・・・(--;
西湘国府津様へ
・・・実を言うと雉の親子丼を食べたことがあるのですが雉肉の量が少なかったこともあってよくわからなかったんですよね。焼き鳥サイズのものとか一度食べてみたいですよね。
食べるチャンスはあったのですが、その時は食べずじまい。
岩手県岩泉へ行った時のこと。
観光客向けの飲食店に行ったら、地元産の素材の料理があり、「キジ肉のやきとり」もありました。
でもこの時、「熊汁」もあったので、そっちを食べてしまい、キジは食べてない。
ちなみに熊汁、肉が硬くて癖がある・・・
キジにしておけばよかった。
十二単衣など機能的ではないから
廃れたのだろう。
雉はどうなんだろう?
味気になります。