Nicotto Town


つくしのつれづれノート


鎌倉~館山間の日帰りサイクリング リベンジ


この間の日曜
私ミカサは自転車でもって鎌倉を発し、三浦半島の久里浜より自転車共々フェリーで浦賀水道の海を越えて千葉・金谷へ渡り、そこから房総半島南端の館山までの往復サイクリングを再び敢行いたしました。
往復距離は約100キロ前後か…

再びというのはGWさなかの先月5月1日に同じルートを自転車で走っているというわけです。
その時は天気晴朗なれども台風並みの強風で自転車があおられ散々な目にあった上にゴールの館山で果たすべき究極の目標が空振りに終わってしまったためそのリベンジを今回果たしたというわけです。



リベンジにあたってサイクリングで使用する自転車を変更しました。
前回使った自転車は私ミカサの主力ともいうべき26インチの折り畳み自転車であり、日常にもサイクリングにも使える上にいざというときは輪行もできる(自転車を折りたたんで鞄にしまい交通機関で自転車共々移動すること。)汎用性の高い自転車だったわけですが、スピードや体力効率が前回のサイクリングで芳しくなかったため、
今回はスポルティーフというツーリング専用の高速旅行自転車を用意して房総半島を攻めました。(わかりやすく説明するとロードバイクに泥除けとキャリアをつけた感じの古風なスポーツ自転車です。スピードは主力の折り畳みと比べても段違いです。)大分長いこと車庫に放りっぱなしだったために故障個所も多く、二週間ほど修理をして用意した自転車です。

結果はドンピシャ!
快速ツーリング車の異名に恥じぬスピードと軽いペダルの漕ぎ出しが心地よく、さらに天候にも恵まれて風にあまりあおられなかったこともあって、前回と比べても1時間近く走行時間を短縮したみたいで体力もさほど消耗することなく走りきることができました。

目的地である千葉・館山は旧国名を安房と呼び、江戸後期の作家。曲亭馬琴が戦国時代にこの安房の国を治めていた戦国大名・里見氏を題材にて書き上げた日本古典最長の伝奇小説「南総里見八犬伝」の舞台として有名な土地であり、
今回の私ミカサの館山での最終ゴール地点はその里見氏の本城であった館山城址の郷土博物館なのでした。


…で
鎌倉~千葉館山まで自転車で何しに行ったのか?というと…
ズバリコスプレですwww
時代劇コスプレです。

簡単に説明しますと館山城址の郷土博物館では日曜日に無料で本格的な戦国の甲冑着付け体験が行われており、
それを目当てで館山まで訪れたわけです。
館山城址の郷土博物館で着用できる甲冑は赤糸威しの二枚胴具足(いかにも総大将が来て相など派手な鎧)と紺糸裾後威しの当世具足(鉄板で構成されたいかにも戦国甲冑な鎧。「キン肉マン」のバッファローマンみたいな大きな角もついてるよ!)の2種類を隔週ごとに交互に出して着付け体験をしているとのことで、
GWとこの間の日曜日とで両社の鎧の着付け体験を何とかコンプリートすることに成功した次第であります。
ただ甲冑を着込むだけではつまらないので地下足袋と草鞋も自前で持参してたため(さらに自転車で2度も海を越えてやってきたこともあって)、着付けをしてくれるおばさんにすっかり顔を覚えられていましたwww




…そんなこんなで自転車の走行と目的の甲冑の着付け体験のコンプリートを達成した面では万々歳なわけでしたが、すべてが思いどおりに事が運んだかというとそうではなく結構いろんな面において失敗もしており、帰りの復路は実は結構悲惨な目に遭っています。

まずは
・誤算その1…久里浜~金谷間のフェリーが通常の二隻体制から片方ドック入りの1隻体制になったために出港時間が想定より大きく狂ってしまったこと。(帰りは1時間以上待たされた。さらに便も通常の半分な為乗客の多さも半端なかった。)

・誤算その2…これまで鎌倉~館山間を何度も行き来していたために慢心してしまい、帰りの夕闇でうっかり道を間違えて三浦半島の山の中をさまよってしまったこと。坂東相模の住人を称してる身の上としてこれは恥ずかしい!!

…以上の誤算が重なって当初夕方5時前後の帰宅を予定していたのが、結局夜11時前にまでずれ込んでしまい精神的に疲れました(苦笑)
体力そのものは比較的しょうもしづらい自転車に乗ってたことであり余っていたわけですが…




とにもかくにも何かをする際には用意周到な準備下調べが重要ってことですね。





Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.