Nicotto Town


つくしのつれづれノート


できれば朝ドラで観たかった「トットテレビ」

四月末から何の予備知識もないまま観始めたNHKドラマ「トットテレビ」にハマっており、毎週土曜にはお茶の間で家族一同そろって楽しんでいます。
正直な話大河ドラマ「真田丸」以上にハマっていますwww


原作の「トットチャンネル」をはじめとした、「トットちゃん」シリーズのエッセイを私ミカサは全く読んだことがないんですが、NHKのテレビ女優第一号である黒柳徹子とともに歩んでいった日本のテレビ史については自分も知らないことが多くて大変新鮮であり(今年で自分も31になりますが、黒柳徹子については番組の歴史とタメな「世界ふしぎ発見」と「徹子の部屋」でしか知らない」)、毎週ドラマを見ながら日本テレビ史の一部始終を見てきた両親とドラマ内で登場した過去の名番組や有名人に関する話に花を咲かせています。


主人公のトットちゃんこと黒柳徹子自体が日本テレビ史の生き字引的存在な為、ドラマのわきを固める登場人物もスゴイ!
渥美清・向田邦子・森繁久彌・坂本九…
まさに戦後のテレビ・芸能史そのものですよね。


このドラマについて残念なのが1話30分で全8話であること。
それ故テンポはすごく良くて面白いんですが、面白いからこそ1クール未満のミニシリーズではなく長丁場でもっとじっくり見たかったと強く思っており、
正直連続テレビ小説枠で「トットテレビ」を観たかったと残念で仕方ありません。

以前・脚本家・橋田寿賀子が自身の半生を描いた連続テレビ小説「春よ、来い」(93年。戦時中の軍国少女から戦後脚本家となり民放の敏腕プロデューサーだった夫との死別(時期的には橋田脚本の大河「春日局」(89年)頃までが描かれている。放送途中でメインヒロインの安田成美がドタキャン降板したことが影響して「春よ、来い」以降1年単位の朝ドラは存在しない。)
の前例があるため、もしこれが実現すれば内容がテレビ史なだけにNHK連続テレビ小説の総決算的作品になったかもしれないし、
黒柳徹子の母・黒柳朝が主人公だった「チョッちゃん」(87年。故郷北海道を飛び出して音楽学校へ入学しその後戦時中に長男を亡くし出征した夫であるバイオリニスト黒柳守綱のシベリア抑留などを経験しながらも乗り越えていく話。ケーブルテレビでの再放送を見ているだけに思い入れは深く、今回の「トットテレビ」も「チョッちゃん」の続編感覚で観ている)
と合わせて史上初の親子二代主人公の連続テレビ小説となったかもしれませんね。



…そんな個人的意見はさておいて、
今日の向田邦子との交流と友情を描いた第5話に引き続き(今日の回で向田が遭遇した飛行機事故が描かれて大変切なかったです。向田邦子は「寺内貫太郎一家」や「時間ですよ」と大変有名な脚本家ですが、亡くなったのが自分の生まれる数年前であるために国語の資料集越しでしか知りません。)
次週第6話は「男はつらいよ」の寅さんで有名な渥美清との交流が描かれるそうです。
これまでの回を見るにドラマ(っていうかどう見てもコント)「若い季節」をはじめとして黒柳徹子と渥美清の公私にわたる交流が垣間見れるており、
さらに黒柳徹子が渥美清の死で未完のまま終わった「男はつらいよ」の最終作のマドンナとして登場する予定だったため、
(50作目でタイトルは不明。渥美清の死で48作で終わったもののそのまま続いていれば未撮影に終わった49作「寅次郎花へんろ」で寅さんの甥・満男の結婚、50作目で寅さんの死が描かれる予定だった。)
次週の「トットテレビ」における黒柳徹子と渥美清の出会いと別れがどのように描かれるかとても気になります。
次の土曜日がすごい楽しみで仕方ありません。







それにしてもこのドラマを通じて初めて黒柳徹子の玉ねぎヘアーの構造を知りましたwww
個人的にあの異様な髪形は長年のテレビにおける最大の謎の一つだったのですっきりしましたwww



アバター
2016/07/04 23:24
寝子様へ…大変ご無沙汰しております(^_^)
結構独特で実験的な演出に感じました。
主演の満島ひかりはよくあれを演じ切りましたね。
徹子本人を目の前にしてwww

アバター
2016/07/03 22:04
毎週楽しみにして観ていましたよ。
終わっちゃってさみしいです。
満島ひかりがとてもよかったです。




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