参院選の結果についての感想
- カテゴリ：ニュース
- 2016/07/12 22:36:22
この間の参院選は安倍内閣の閣僚が二人落選をしたものの、結果としては与党が圧勝し参院の議席も2/３議席を獲得し
安倍政権が目指す憲法の改正にの実現に一歩近づいたことになりました。
それは良くも悪くも平和憲法と呼ばれる現憲法（特に9条）を改正して自衛隊を正式の軍隊にするということを意味するわけですが、
私ミカサの国防意識としては
あの民主政権下で起きた尖閣諸島の衝突事件に始まる日中の対立の激化を考えると（正直言って民主政権時代の尖閣問題の時程自分が戦争に巻き込まれる危機感を抱いたことはない）ほど、たとえ悲惨な大戦による反軍精神があったとしても、そのために無用な戦争に巻き込まれてあの悲惨な末路を繰り返さぬためには致し方がないと考えます。
正直現憲法での憲法解釈による自衛隊の運用はもう無理のある状態まで来ているといってよく、これ以上あいまいなこの手の運用を際限なく続ければそれにつけこんで
戦前の天皇の統帥権を盾に軍部が国を牛耳るのと同じことが繰り返されるのではないかと危機感抱いてるので
憲法改正で自衛隊の存在意義とできることできないことを明確させるべきだとと思うのです。
憲法改正というのは存在意義をあいまいにしていた自衛隊を軍隊という枠にはめることで9条以上に縛りを加えることと自分は解釈しています。
まあそうなったとしても自衛隊の名称を軍隊に改めてほしくはないのですが…
それなのに野党それを議論もろくにせずに頭ごなしに反対し、安保法案が成立する際にはテレビの前でパフォーマンスで騒ぎ立て（その際に暴力だって振るっている）、
「戦争法案」とか「ナチス」「独裁国家」とデマやレッテルを張ったり、安倍総理だけを名指ししての個人攻撃したり・議論もしていないのに法案成立の際にデモに同調したりと
もはや民主国家日本の政治家としてのあるまじき行為の数々を目の当たりにしては今回の選挙の惨敗は当然であり、
自業自得としか言いようがありません。
正直戦後の日本人としてさえも認めたくないですね。
本来野党は与党の行き過ぎをきちんと監視・修正・補佐することによって民主国家を維持していく重要な役割を追っているのにもかかわらず、
これまで野党の所業は
まさに彼らの言う「独裁政治化」への助長を促したようなものでありまさに国賊の所業だと思いました。
これ日本だからなんも問題になってないですが、国によっては政治犯として処罰されても文句ない状態だと思ってます。（エジプトではモルシ前大統領をはじめとするムスリム同胞が政権の混乱を口実に政治犯として処罰されています。野党が羨望する中国ロシアなどは強健国家故もっと凄惨な弾圧をしてるんじゃないでしょうか？）
私ミカサは結構過激な発言をする人間なのですが
基本的に右翼思想も左翼思想も所詮政治を行うための道具に過ぎないと考えており
必要とあらば双方をの政治手法を必要に応じて使いこなすのがベストと考えています。
（これは19世紀最大の政治家と言われるドイツのビスマルクの問った政治手法であり、彼は鉄血宰相の名のとおり戦争で国を盛り立てるだけでなく、世界初の社会主義政策の導入・その後の国際関係の構築までWWⅠまでヨーロッパの平和維持を実現させているその柔軟な政治手腕の後世への影響は計り知れない。特に後者の功績により私ミカサはビスマルク理想の政治家として尊敬してるわけなんです。）
現時点で国防の必要性を感じるが故に右寄りの自民党を支持してるだけに過ぎず（あの表面化した尖閣問題を目の当たりしたらそうせざるを得ない。）、場合によっては社会主義政策を支持することだって当然あります。（現に私ミカサは健全な二大政党政治の実現を切望して民主党政権下では悪印象を持ちながら民主党に票を投じてます。）
それゆえに右翼だろうと左翼だろうと
一方に傾倒して過激な言動を繰り返す連中についてはイスラム国同様の過激テロリスト同様不快に感じており
（もし私ミカサがスターリンや毛沢東のような独裁者なら双方を社会秩序を損なう反乱分子として粛清すると思いますよ。それもまた極端な話なわけで人のこと言えた義理じゃないですが…）、
様々な主張意見の調和によってその時に必要な政治手段がとられるのが理想だと思ってます。
それゆえに野党は自分の意見が通らないことわかってるならあのような民主国家にあるまじ行為を繰り返さずに、少しでも各法案に自分の主張を盛り込ませるなどの意見のすり合わせをして国民の支持率を上げて次の選挙へつなげるべきだったんです。
それなのに民進党とネームロンダリングした民主党は政権崩壊からこの間の参院選まで3年以上の時間があったのにもかかわらず、政権時の反省統括を口先だけで全くするどころか、その党の状況を下野の段階よりもさらに劣化させており、もはや党として存在すること自体が犯罪のように感じています。
きちんと政権崩壊の反省と統括をしたうえで（政権崩壊のA級戦犯を粛清したうえで）党の立て直しをし、抵抗野党ではなくきちんと議論を煮詰めたうえで国会を運営していけば今回の惨敗だって絶対になかったでしょうに…
しかも挙句の果てに党内でも反発の多い共産党と手を組むなど最悪に最悪の手段を重ねた結果の自業自得でしかなく、本当に救いようがありません。
…かといって
自民党政権がいいといったらそうでもない。
実際今回の選挙で憲法改正へ一歩進むことになったわけですが、自民党内にも民主政権下で今の高度化した軍事態勢下と逆行するような徴兵制復活を公約にしようとした極右的な阿保がいる為、
個人的に憲法改正を支持してるとはいえ、この手の不安は尽きないため本当にこれからこの手の阿呆どもを排除してしっかりと議論を煮詰めて進めてもらいたいものです。
そして経済政策については
アベノミクスという言葉ができた時点から印象が悪く
私ミカサの目にはアベノミクスというわけのわからない造語によって経済政策の手段に縛りを加えられて身動きが取れていないように見えて仕方なく、
もっと柔軟な経済政策の行使を切望して成りません。
…というようにどの分野を見てもあの民主党よりましという努力賞的な観点で自民党政権を支持してるにすぎず、
今の政治状況はものすごく不健全で非常に不快に感じております。
とにかく議論をして少しでも国が良い方向に向かうように導いてくれる政治家と野党が喉から手が出るほど欲しいんです‼
おままごとで済む政治はもう終わり、猿山の大将などもってのほかなのです。
政治は少しでもおかしくなるとそれによる社会変動によるダメージを真っ先に受けるのは我々庶民なのです。
それはこの間選挙の記事の時に小説「銀河英雄伝説」を引き合いに出した政治論でも述べました。
（特に私ミカサは二級の障碍者手帳を持たざるを得ないという、その中でもっとも弱い立場の人間な為、政治や国際情勢に対して嫌でも敏感にならざるを得ないわけで…）
そういうことを政治家から一般有権者に至るまで一人一人がきちんと考えたうえで今後の政治運営や選挙投票を考えてくれたらと思います。
本来それをチェックするのが野党の重責なんですがこれまでの所業で印象はものすごく悪いわけで…
私は今回自民に入れましたが卑劣な真似をせずに本当に野党にはしっかりしてほしいです
実際記事にある通り徴兵制を公約に掲げようとしたバカが自民に存在するのでそういうおごりを戒めてきちんと憲法改正論議を進めてもらいたいものです
言っているのは理解してても自民見張る者もいるので
他の党に入れました。
異唱える者もいての政治だと思いました。
圧倒的勝利にしたら自民も勘違いすると思いました。
物事の本質をぼかしレッテル貼りやデマで煽動するヒステリックなやり方で政治を動かすなんてことは、この間のイギリスの国民投票の様に亡国にしかねない恐ろしい行為なんだと一人でも多く理解していただけたらと思います。