Nicotto Town


つくしのつれづれノート


付き合ってるのに距離が遠い「月がきれい」


毎週悶えながら楽しんでいますwww

思春期の恋愛を描く第5話。サブタイは「こころ」夏目漱石の名作ですよね。
夏目漱石の「こころ」は下宿先の未亡人のお嬢さんを巡って先生と先生の友人Kが三角関係となる中、先生はお嬢さんと恋仲になりつつあった友人Kを出し抜いてお嬢さんとの婚約を決めた事でKを自殺に追い込んでしまい、結局お嬢さんと結婚した後自殺したKに対する両親の呵責に耐えきれななくなって先生も死を選んでしまうという内容。
皮肉にも「月がきれい」も「こころ」のような展開になりつつあるような気がしてなりません。




兎にも角にもまずはあらすじ

前回小太郎の告白に対して「もっと小太郎としゃべりたい」と遠回しにOKと応えた茜。「I love you.」をぼかして表現した「月がきれい」のタイトルにふさわしい曖昧な告白の返事だったわけですが(「I love you.」を「月がきれい」に訳したのって確か夏目漱石だったよな…)
しかしせっかく付き合いはじめたに毎日顔を合わせる学校生活内では二人の関係は周囲には内緒のままなので互いに意識してるんだけど結局リアルでの絡みが皆無なLINE中心の非常に微妙な関係…
前回それで失敗したのに結局それかよ…

現状小太郎と茜を見ていると恋にも満たない拙い関係に見えてなりません。
川嶋あい作詞によるEDのサビを見ると

♪いつもどうしていいのかわからなかった
 君への思いはこぼれるほどあるのに
 つないだ右手も ぎこちないキスも
 それだけが世界のすべてだった

…好きになるということがどういうことなのかすごくわかりやすく歌われているのですが、
これまでの作中描写を見ても小太郎も茜も明らかにまだそれが今ひとつ理解していないですね。(初恋であればそれも仕方ないのかもしれませんがもどかしい!wだからこそ今後の展開が盛り上がるのでしょうけど。)



そんな中二人の関係を揺るがすライバルとして登場したのが、茜と同じ陸上部の友人千夏。
ラスト二人きりで初めて手をつなぐという牛歩並の進展の直後、茜のスマホに同じ部活の友人・千夏から「小太郎を好きになった」の報告が…(まさに無意識の宣戦布告…)

正直言って千夏の存在は小太郎の茜を巡るライバルになるであろう拓海(茜に思いを寄せる陸上部長。まだ全然動いてないな…)以上に手ごわい相手だと思います。
だって千夏は茜と違ってこれまで学校内でどんどん小太郎に話しかけて気さくな友人としての距離をどんどん縮めており、しかもそれ以前から小太郎を意識してた茜はその様子を何度も目の当たりにしているわけで…
小太郎としては両想いになってるがゆえにかえって話しかけられない茜とは対照的に、特別な感情を抱いえないがゆえに気さくに話ができる千夏の存在はとことん裏目に出ているような気が…
このままいくと茜は小太郎を千夏にとられてしまう展開にもなりかねない…
もしくは小太郎と付き合ってることが内緒のまま茜が巻き返して不本意にも「こころ」の先生のような出し抜く形になってしまうのか…

果たして小太郎と茜の関係はどうなるのか!?
(下手すりゃ人間関係がグチャグチャになって茜が傷つきかねない為小太郎が茜を守ってあげられればいいんですが、これまでのヘタレっぷりからして無理っぽい…それでも乗り切れ‼ww)






…まあ、要は小太郎と茜がお互いにダイレクトに「好きだ!」と微妙な関係をハッキリすれば万事解決なんだと思いますけどね。
これができないからこそ非常にもどかしくて仕方ない!(せめて学校内小太郎と茜が普通にしゃべることができればいいのに…)
見事に夏目漱石が訳した「月が綺麗ですね」状態にハマっていますwww
でもこれが思春期の恋愛なんだろうな…


毎度なんだかんだ言いながらじわりじわり着実にハマっていますw
兎にも角にも次回が楽しみで仕方ありません(^_^)





Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.