原付関東一周から帰ってきました
- カテゴリ：車・バイク
- 2017/07/17 23:16:29
昨日の夜帰ってきました。
関東補完計画のBプランと称した今回の旅の行程は以下の通り
・夕方神奈川県鎌倉を出発して三浦半島の久里浜へ行き、久里浜からフェリーで浦賀水道を渡って千葉県の金谷に上陸し千葉まで北上。(1日目)
・千葉から佐倉(佐倉城)・香取・鹿島と通過しながら茨木県の大洗まで北上し、大洗から西に転進して水戸(水戸城・弘道館)へ到達、水戸から西進して栃木県岩舟(「秒速5センチメートル」聖地)を経て足利に到達(2日目)
・足利(鑁阿寺・足利氏館)から群馬県太田(金山城)に進み、太田から埼玉県川越(川越城・「月がきれい」聖地)に南下、川越から東京都八王子(八王子城✖)を経て神奈川県平塚まで南下したのち東へ転進。藤沢で勝鬨替わりのカツカレーを食べてから鎌倉に帰還しました。(3日目、昨日)
・所要日数は実質二泊三日
・またいだ都道府県は関東全7都県
・攻略100名城は佐倉城・水戸城・足利氏館(鑁阿寺)・金山城・川越城の５城。
ルート策定時Cプランで予定していた佐倉城がBプランルート上にあることを旅の最中に気付き急きょ立ち寄る一方で、
最終日川越の散策に時間を割いて八王子城は到達はしたものの日没のタイムアウトでスタンプゲットならずなど、
今回様々な意味でこれまでの自転車も含めたツーリング旅行とは一線を画したイレギュラーなものとなりました。
今回もっともイレギュラーだった点は旅の宿がネットカフェから健康ランドへの変更でした。
これは前回の南信州遠征で安宿として使い続けているネットカフェ滞在中にネットや漫画に気を取られてあまり休まずに消耗した反省によるものなんですが、これが今回成功したかというとそうでもなく、
初日の千葉の健康ランドで当初の予定の倍近くお金がかかったうえに仮眠施設が微妙、足利は逆に安い上にまるで家に帰ったかのような快適・安心感でリラックスしまくりと(普段の旅は軍人ならば条件反射で敵を撃ち殺すレベルの臨戦態勢だったりする。ちなみに足利の健康ランドの利用は今回が二度目)
良くも悪くも両極端というメリハリの利いた展開になったわけで…
安定して泊まれる安宿は他にないものかな…
最も過酷だったのが最終日の埼玉県と東京
埼玉県の蒸し暑さは関東最凶・最悪レベルでした。
群馬・栃木・茨木もすさまじく暑かったですが肌が焼けるレベルの乾燥した暑さであり、日よけ対策をすれば問題ないものだったのですが、
埼玉は湿地帯なうえに東京湾よりも海抜が低い盆地ということで兎に角蒸し暑い！
今回川越では川越城攻略の後に川越が舞台の春アニメ「月がきれい」の聖地巡りで散策したのですが、
ちょっと歩いただけで今にも足が肉離れを起こしかねない痛みを発するレベルの蒸し暑さで本当にヤバかったです。
思えば数年前に鎌倉から川越を経て群馬の高崎に達する自転車旅行の際に東京埼玉の県境で両足同時に肉離れを起こし、川越以降も蒸し暑さで地獄を見たわけで…
その時の記事が以下の如し↓
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1032798&aid=42987545
まあ休息を繰り返してかろうじて肉離れの危機は回避し雨も降らなかったので天然サウナは今回体感しませんでしたが、すぐ近くの上尾では同時刻ゲリラ豪雨や突風で凄惨なことになっていたとのことでのこと。
夏の埼玉…マジでヤバい…
私ミカサがあそこに住んだら間違いなく寿命が縮むでしょうね…
そして東京都内の川越八王子間の国道16号線
これが今回の旅最大の誤算として背筋が凍る思いをしました。
今回原付の取り締まりの激しい東京中心部を回避するために東京郊外の八王子方面にルート設定をしたのですがここが交通の要衝として、下手すれば都心部以上の交通量なうえに分岐がすさまじい。
これだけの交通量と猛スピードだと原付では二段階左折じゃなくても自殺行為であり(しかも取り締まりの厳しい東京)、
結局交差点直前で原付を降りて歩行者として横断歩道を渡り次いで脳説を繰り返しました。
あの交通量は本当に生きた心地がしませんでしたよ。
これがなぜ大誤算なのかというと、
ルートが本来この三連休で行うはずだった信州北関東周回の原付旅行・プランAの神奈川入りルートと同じであるため、
安全に通れないとなると予定期間内の旅が成立しなくなるのです。
プランAの実行は速ければ8月の三連休に予定しており、間違いなくプランAにおける最大の難関にして最大の危機となっています。
その為ルート修正及びその実証の為近日中に再び川越方面へツーリングをするつもりでいます。
果たして信州旅行はどうなるか…
気が気ではありません…
ちなみに今回のBプランは旅のルートの半分以上が10年前の自転車旅行による関東甲信一周の逆走バージョンという形になっています。
改めてかつてのルートを走って思い知らされたことは
とても同一人物(私ミカサ)が自転車のみで走ったとは思えないようなすさまじく無茶苦茶なルートだったということ。
特に八王子～相模原が短距離ながらすさまじい険しさを誇っており、当時このルートにさらに甲州街道を使って甲府へたった一日(鎌倉～甲府間八王子経由142キロ)で自転車で走り切ったというのが本当に信じられないです。
あの当時はまだツーリング旅行のノウハウも全くなく力攻めばかりでしたからね…
これが若さというものか…
とりあえず以上でいったん筆を下ろします。
100名城攻略と川越散策については後日書きますのであしからず…(^_^)
※新海アニメ「秒速5センチメートル」の聖地として名高い栃木の岩舟については去年の自転車旅行で行った際に記事にしてますのでそちらを見てください↓
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1032798&aid=63002185
群馬も栃木も茨木も気温はヤバかったですが比較的乾燥していてしのぎやすかったですからね。
埼玉さえ行かなければ今回の旅も来月の北信州旅行も比較的楽になると思いますよ。
馬で走るなら涼しい高原地帯をかけたいですよね(^_^)
私ミカサとしては秀吉や謙信ではなく地元相模を拠点にした関東の覇者北条勢の一員として今回原付を走らせたつもりです。
実際旅先では原付に常に鎌倉を拠点にした北条綱成の旗指物「地黄八幡」をはためかせて走りましたから…
でも夏はどこか行きたいんですよね（苦笑）
埼玉は関東一ヤバいと思うのでできればいかない方が身のためかもしれないですね。
もっと単純で走りやすい道をのんびりと走りたいです(^_^)
まさかちょっと数キロ歩いただけで暑さで肉離れの危機に陥るとは思いもよりませんでした。
経験と共に旅のスキルは洗練されていき大分スマートになってきているんですが、ビギナー同然だった当時やった自転車旅行が想像を絶する力攻めだったことを改めて思い知らされて腰を抜かしました。
それでもよくやれたなとおもいます。
ちなみに私は、馬で旅してみたいなどと夢見てますが、
夏は避けよう、と改めて思いました（笑）
ん？大公秀吉かな。
PS.渋滞その他で八王子ー横浜は悪名高いらしいですね。（私はペーパードライバー）
凄いですね。しかもこの時期に（＾＾；
私も昔、秩父に行って猛烈に蒸し暑くてビックリしたものです。
自分は気をつけていても、
貰い事故等もあるので、道選びは慎重にですね～。
という記事も見かけましたので、良い経験をしたということで(笑)
夏には、絶対近づかないようにしたいと思います。
安全第一いいですね～
知らないうちに、若さは失われていくけれど
知恵はついてくるのでしょう。
快挙ですね。
おめでとうございます。