書籍版「堂々日本史」
- カテゴリ:小説/詩
- 2018/11/27 01:25:28
「堂々日本史」は只今NHKで放送している「歴史秘話ヒストリア」の3代前にあたる歴史番組。(「ヒストリア」の先代が「その時歴史が動いた」)
96年年度から98年度までの3年間放送された番組で(「その時歴史が動いた」が9年、「ヒストリア」は来年で10年目に突入する。)、
扱ってる内容も
・戦国時代に普及した日本国内での鉄砲の最大保有数(実は当時世界一)
・日本からチョンマゲが消滅する過程
・資料を基にした戦国時代の足軽の戦時の生活再現
・豊臣秀吉や坂本龍馬の日本人の捉え方の各時代ごとの変容過程
・手紙や日記による参勤交代や当時の人間の生活実態
・各時代のブームが何を背景に盛り上がったか
という感じで
「ヒストリア」や「その時」に比べると歴史の流れよりも有名な歴史事件の実態や各ジャンルの発展衰退の様子など様々な再現実験や再現ドラマ・各専門家によって検証していく傾向が突出してる印象です。同じ事件傾向でも「堂々日本史」でやった内容を後継番組がそのまま焼き直ししてる例も見受けられます。
(「ヒストリア」や「その時」は扱う範囲を世界史や戦後の現代史まで拡大して長寿番組と化している。「その時」での日本のデパートやプロ野球の発展、「ヒストリア」での戦時中活躍した日本軍の補給艦「間宮」の活躍など独特なヤツもある。後者は完全にブームになったゲーム「艦これ」の便乗ネタwww)
基本「堂々日本史」は私ミカサが小中学生の頃に放送したものなので番組自体は最近動画サイトで投稿された何回かを除いてほとんど見たことがありません。(せいぜい当時の番組のテーマ曲をわずかに知る程度)
にもかかわらずこの番組を騙れる理由が
番組内容を収録した「堂々日本史」の書籍版の読破
各回の放送された再現ドラマ実験などの検証や番組司会や専門家の会話等テレビで放送した番組がそのまま本に収録されており、さらに各回のあとがきで製作時の状況や放送後の反響による再検証などが追加
全23巻・総集編と番組の忠臣蔵回のみを収録した「堂々忠臣蔵」別巻2冊の全25冊
でウィキペディアの記事による各回リストと照合すると全放送回を網羅してるっぽい。
これが当時自分が通っていた高校の図書室に全巻揃っていたんですよね。
高校時代に読破したこの書籍シリーズが私ミカサの日本史の知識の根幹のひとつになっており、このニコッとで歴史関連の記事を書く際の元ネタになってることもあります。
面白い歴史本を勧める際には真っ先にこの書籍版「堂々日本史」を上げるほど惚れ込んでる感じです。
この本全巻が只今喉から手が出るほどメチャクチャ欲しくて欲しくて仕方ないのです‼
実はこの本は高校の他に市の図書館でもまとまっておいてあったためこれまで自分の手元に置いておく必要がなかったのですよ。
大学時代から読書数は飛躍的に増えても小説マンガ以外の本は高い上にサイズ的にかさばったり図書館でいつでも借りられるという認識だったのでよっぽどのことがない限り購入しないようにしてるわけで…
ところがここ最近市内の図書館の本棚から「堂々日本史」が消えてるみたいで…
いわゆる古い本を一般本棚から書庫へ遠ざける閉架の対象になってるみたいなのですが、図書館の本棚から借りてた時点でも大分傷んでいたため今でも閉架の状態から借りられる状況なのかかなり怪しい…(まだ調べてませんが…)
この手の番組の関連本は他書籍と違って水物的にいつまでもある印象じゃないので自分の知識の根源が無くなってしまうのがとても惜しい…
そんなわけでここ最近アマゾンの中古本やネットオークションで「堂々日本史」全巻の物色を始めている次第であります。
上手くいけば3千円~1万以内の間で全巻ひとまとめに揃えられそう…
問題は25冊もの本を家のどこに置いておくか…
この本ハードカバーなんでこれだけの数になるとかさばりようは漫画や文庫小説の比じゃないわけで…
現状私ミカサの蔵書数が漫画小説だけでも数百冊以上という有様となってる中(しかもさらに増殖中。ブックオフに100冊以上売る展開もしばしばで…)これだけ場所取る代物を揃えるのは負担が尋常ではなく只今頭痛のタネになっています。
どうしよう…
ちなみに「その時」も「堂々日本史」と同スタイルの書籍版が出ています。あちらは長寿番組なので名作のピックアップしたものっぽいですが…「ヒストリア」も何か書籍が出てるみたいですね。
それとは別に「その時」と「ヒストリア」は漫画版が出ています。
それに比べる最近のNHKの番組はだいぶ柔らかくなり民放のお株を奪う程に面白い番組が多いと思います。(「堂々日本史」をリメイクしたら今の「ヒストリア」や「英雄たちの決断」より面白い要素があるのではと思ったりします。)
日本人もそうですが人間全体が過去を鑑みず愚かな過ちを繰り返してる印象があります。都合の悪い事実には目を背けてバカを見る。
自分自身も人のことは言えません。
ああいう真面目な番組が地上波の民放ででもっと増えたらいいのにと思いますね。
その前の番組は記憶にないのです。でも、面白そうですね。
本って溜まる。
私も置き場所なくなってます。
それにしても、日本国民は、歴史からちゃんと学んでないなあ。
BSの歴史番組では、再放送版でしたが、
大谷亮介 さん、篠井英介 さんが交互に出演していた、
歴史ミステリー 日本の城見聞録が好きでした
英雄たちの選択でも、千田嘉博 さんが出演される回は、ワクワクします^^
(九戸城の回が一番、良かったかな)
当地では、再放送が終わりましたが、諸説あり!も
ツボったテーマ(主として、戦国時代)の時は録画して何度も見てました^^
最近は民放以上にNHKの番組を楽しく見ているだけにそう思います。
番組関連の本って本当に水ものなので絶版になる前に手に入れないとだめだなと思いました。NHK番組の本って番組がしっかりしてるので書籍版の質も高いためできればデジタルで再版してくれるとこちらとしても場所取らずに助かるのですが…
すべてネット上でフリー視聴できるようにすべきだ!というのが持論です。
というのも大河やドラマをみたいだけなのですが。
ん~~~、確かに本は本で欲しいですね。
PS.歴史ものとは離れますが(また脱線)
「責任なき戦場インパール作戦」等、太平洋戦争のドキュメンタリーは放映当時ショッキングだったです。本でも買って読みました。
本については読んだものを戦闘機のキルマークやトロフィーのようにとっておく傾向があり、実は部屋に収まらないので他の部屋の押し入れに入れてたりして家族に迷惑をかけています。
まともな小説などは読まなくなりましたが只今ライトノベル関連が増殖中。(知識本関係は図書館で押さえてます。)
今でも読むもの・手に入りづらい貴重なものをを選別して整理しなきゃいけないんですけどね・・
と言っても、英雄たちの選択と、にっぽん! 歴史鑑定
(どちらも、興味を惹くタイトルの時のみ)
位しか視てないのですが^^;(後者は、再放送版かもしれません)
蔵書が500冊って・・・ 一部屋だけでは足りないですよね・・・@_@
加齢もあって、学生時代に読んでた本が読めなくなってきた事もあり、
4,5年ほど前から、断捨離を進めてます
蔵書は正確には数えてませんが今現在でも500冊以上はあるのではないかと…
その大半が小説・漫画で歴史関連本は1割あるか無いか程度。ただし小説は時代小説の比率が高し。大河のガイドは80年代~00年代までの内の20年分ほどあります。)
きちんと整理して要らないものを処分しなければいけませんね…
「堂々日本史」なんて番組があったのですね。
私は「その時歴史が動いた!」からしか知らなかったです。
面白そうですね~(*^^*)
戦国時代の足軽の戦時の生活再現、気になるなぁ。
「所さんの目がテン!」でも昔の生活再現特集がありますよね。きっと、堂々日本史のほうが真面目に取り扱っているのでしょうけど。
私は、学習まんが・日本の歴史を描かれたあおむら純さんの本が、図書館からどんどん消えて行ってるのが悲しいですね。最新史料の発見とともに、歴史は塗り替えられてしまうので、新しい歴史本に更新されていくのは仕方がないことですが…。みかささんと同じように、ついつい古本屋にあると買ってしまいますね。
それにしても、ご自宅に数百冊ですか。すごい蔵書量ですね。
収納上手になって、購入できるといいですね(^^♪