Nicotto Town


つくしのつれづれノート


カーネーション完結

今日でめでたく朝ドラ「カーネーション」が最終回を迎えたわけです。
昨日とうとう小篠綾子である小原糸子が死去し、店に安置された棺を前にみなが涙を流す涙無しには観れない回だったのですが…

さて今日の最終回はそれから五年後の糸子の店の二階にみなが集まってだんじり祭りに湧くところから始まり、そこへ糸子を主役にした連続テレビ小説の製作オファーの話が持ち込まれてきて…となりました。

あまりにもべたなシメに唖然としてしまったわけですが、実は糸子役が夏木マリに変わってから、糸子が歴代連続テレビ小説を熱心に見てるシーンが幾度も登場し、しかも最終週である今週にいたっては「自分も朝ドラの主役になれないかテレビ局に電話してよ。」という台詞まで飛び交ってたため(しかもそのとき観てた朝ドラは露骨に本仮屋ユイカの「ファイト」だと容易にわかる始末。)、この展開になるだろうと想像していましたが、まさか本当にやってしまうとは・・・

とはいうものの小篠綾子自身、朝ドラのファンであり実際に「自分も朝ドラの主人公にオファーされたい」と周囲に漏らしてたらしく、小篠綾子の死後五年後に本当に朝ドラの話が持ち込まれてきたため、死去後五年ということでキリがいいという事で、小篠三姉妹以下みなが快諾したという事実があるわけで…(コシノジュンコのインタビューより)

…で最後に病院のテレビで老人が朝ドラ「カーネーション」を眺めるところで完結。

あまりにもシュールすぎます。

最終回感想以上!



全体を通してみて、主人公たちが洋服のパイオニアであるため時代の流れによる移り変わりが大河ドラマ以上にはっきりと変化しているので初回と最終回ではまるで同一のドラマとは思えないほど世界が一変し、特に戦後になって糸子役が小野真知子から夏木マリに替わってからからの話が大変面白かったです。(夏木マリになってからは小篠三姉妹よりも孫娘のデザイナー小篠ゆまをモデルにした里香とのからみが多かったですね。小篠ゆまが不良だったというのは事実じゃないそうですが…)
ドラマのナイスキャラはほっしゃんの北村のおっちゃんと小泉孝太郎の歌舞伎役者中村春太郎!!
ほっしゃんは前半男性キャラの切捨ての激しかったこのドラマにおいて小林薫のお父ちゃんに次ぐ大活躍であり、ほっしゃんの印象が180度一変しました。
そして小泉孝太郎の中村春太郎!!糸子が大活躍!でも最後においしいところは春太郎が思っていくというお約束が、糸子役が夏木マリに替わってからも展開するため(そのころは中村冬蔵となり、小泉孝太郎ではないですが…)チョイ役に過ぎないのに
おいしすぎる!!


いずれにしろ、本放送でほぼ毎日朝ドラを見ることは初めてだったので(再放送としては「はね駒」(斉藤由貴)くらい…比較的まとめてだと「春よ、来い」「すずらん」「ゲゲゲの女房」くらいうだったので…)結構新鮮でした!

次は堀北真希の「梅ちゃん先生」…大河ドラマ「いのち」と内容がかぶりそうで不安ですが、おもしろいかなあ?

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2012/04/01 22:15
あれやっぱり奈津だったんですか!?絶対カーネーションの主要登場人物に違いないと思ってましたが…

朝ドラ「カーネーション」の登場人物が朝ドラ「カーネーション」を見る光景…

あまりにもベタすぎるし、シュールすぎる!!

朝ドラで決して繰り返しやっていいオチではありませんね。
アバター
2012/04/01 18:57
気が付かれているかもしれませんが、老人は「奈津」です。
糸子より長生きだったのですね。




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