Nicotto Town


つくしのつれづれノート


8インチの巨人?

一応漫画の話が混じるんですが、あくまでメインは自転車の話です。

まず…

通勤に使っている主力の26インチ折りたたみ(BSトランジットスポーツG26 このタイプはマイナーチェンジをしながら約30年生産されているBSの古参車種)がの調子がいよいよやばくなり(人間にたとえたら臨終寸前)、ただいま2代目を調達中の状態です。
当初は5月末から様々な手段を講じての調達を考えていたのですが、ことが急なうえにこの自転車は自分の通勤の要(簡単に折りたためて電車に持ちこみ、かつそのスピードはスポーツ自転車並み…総合機動力はロードレーサー以上。)な為、社割を使って自分の職場の自転車店から新品を注文することと相成りました。(この車種のバリエーションは30年の歴史の中で沢山あるため、臨終寸前の初代のパーツを移植するつもりとあっては、オークションで落とすよりも新車買った方が確実で早いんです。)

…ところが、本当はもう店に入荷してなければならないのですが手違いで入荷が遅れており、初代はや乗ると身の危険を感じる状態なので、急きょ倉庫でほこりをかぶってたもうひとつの折りたたみ自転車を引っ張り出し、ピンチヒッターとして運用することになりました。(ちなみに私自転車四台持ってます。うち現在稼働可能なのは二台のみ。一台は年末までに溶接修理を完了させた後自分で組み立てて修理する予定。)

それが今回の話の主役たる8インチ折りたたみ自転車・エクスウォーカーです。

折りたたみ構造としてはよく見る真ん中で真っ二つに横に折れるタイプではなくマジックハンドのように圧縮される折りたたみシステムな為、折りたたむと棒のようになります。そしてその棒の形になる為の自転車のタイヤの大きさが

8インチなわけです。8インチ=20センチちょっと

それでもスピードはギア比(クランク側の前ギアが極端に大きく、後部のギアが極端にに小さい)の関係で通常自転車並みに走るということなのですが…

この自転車をはじめて見知ったのは様々な自転車が登場する漫画「並木橋通りアオバ自転車店」(宮尾岳作 少年画報社刊行 「アオバ自転車店」という自転車店を狂言回しに様々な自転車と自転車をめぐる人間模様を描いた漫画。現在「アオバ自転車店」に名をリニューアルして旧作・リニューアル・番外含めて40巻分が刊行されている。作者宮尾岳は新幹線アニメ「ヒカリアン」などのキャラデザを手掛けた腕利きの元アニメーターである為、漫画の作画が半端なくウマい!!)のエピソード「8インチの巨人」で紹介されてたところからで、実際にメーカの直営店に出向いてこの自転車を買いました。(そんときに漫画に登場したエクスウォーカーの開発者にも会いました)

その話の内容としてはあまりにもタイヤが小さく奇抜な自転車な為そっぽを向かれてたこのエクスウォーカーを自転車店「アオバ自転車店」の一家が絶賛し仕入れ契約を結ぶというものなのですが、この内容があまりに説得力があった為、かつて警備員をしていた際に輪行(降りたんで交通手段に持ち込んで移動すること)して電車に乗り駅から現場までの
交通手段として購入したわけなのです。確かに折りたたんだ状態が棒のように細長い為、電車内の持ち込みが大変楽だったのですが…

漫画では普通に走ると絶賛されてたものの、実際は8インチタイヤにしては速いもののママチャリ並みまではスピードは上がらず、さらにスピードを上げるために工夫した極端な大きさの前後ギアな為に力のの伝達バランスが崩れチェーンが伸びても伸びてなくても外れやすいという欠点を持っているのです。どこの自転車店で見てもらってもその構造にダメ出しをくらい、己が運用した感想としても輪行のし易さ以外は、実用自転車として落第点をつけざるを得ません。おもちゃ自転車って感じなんですね。
チェーンが外れやすい上にシャカシャカ足を動かさなければならないため、職場到着時にはもうヘトヘトです…

正直「並木橋通りアオバ自転車店」は自分の旅の自転車乗りとしての側面に多大な影響を与えたばかりか今自転車業で仕事している原点になっているため、神棚に飾って神格化しなければならない立場なのですが、

宮尾先生、あの説明は明らかに誇張と言わんばかりに大げさすぎますよ…

とりあえず新車納入までに臨終寸前の初代を応急処置しなければこの8インチ折りたたみでは体力が持ちません…トホホ…

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2012/05/01 23:41
トータルで3万円前後でした。普通に自転車に乗るつもりなら同じ値段のメーカー車を買った方がいいと思います。
ちなみに電車を使った輪行には場所を取らないため、警備員時代には重宝しており元は既に取ってるつもりです。
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2012/05/01 23:36
8インチ・・
存在するんですね。想像つきません。
でもそのコンパクトさ・・・お高いのでしょうね、きっと。
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2012/05/01 23:18
もちろんどの自転車にしてもケアは必要なのですが二万以上のものはそれなりに堅牢でしっかりしてると思います。値段が高いものほど部品のランクも高くなり、錆びづらいステンレス部品の割合が高くなってるけいこうがあります。BSやパナソニックにミヤタ等のメーカー車は割高なもののしっかりとしてるためケアを怠らなければ10年以上乗れますよ。(修理で20~30年物のママチャリを扱ったことがあります。)ちなみにどの自転車もそうですが雨ざらしはダメです。

電動アシスト車はオーソドックスなものは平地でもアシストが効きます。ママチャリに比べどんなところも軽く楽にこげるので、あれ乗ったら二度とママチャリは乗れません(笑)。最近は平地・下り坂はアシストしない代わりに充電でき、走行距離が延びるアシスト車も登場しております。(ちなみに電動アシスト車の価格は搭載してる電池の容量に比例します。)
電動アシスト車のおススメはパナソニックのViViDX(ビビデラックス)で性能の割に価格が安く電動アシスト車の1番人気です。

ちなみに自転車は自転車店で買うのが一番!ホームセンターやスーパーのやつは組み立てが甘くすぐがたがたになりやすくなるみたいです。
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2012/05/01 22:58
う~ん、お気の毒です^^
家のママチャリもなんかこいでもこいでも前に進まない感じがするのだけど、
安いのを買ったのがいけなかったのかな?
自転車の性能って値段に比例するの???錆びにくいとかはあると思うけど・・・
あとさ~、あのアシスト付自転車って普通の道でも効果あるのかな???
自転車ってやっぱ生活必需品だよね~^^




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