Nicotto Town


つくしのつれづれノート


アニメ「氷菓」インターミッション

前回古典部シリーズ第1弾「氷菓」が完結し、次の第二弾「愚者のエンドロール」までの時系列にあう短編がしばらく展開されるようです。(原作は短編集第4弾「遠まわりする雛」の一編)

内容はネタばれになるので核心は言いませんが、今回は部室で千反田えるの持ち込んだ事件をホータローが謎解きする短編連作の日常ミステリー典型的といっていい内容です。安楽椅子探偵さながらにずっと座ったままでホータローが謎解きをする下手に映像化すれば退屈になりかねない話(日常ミステリーの映像化が少ないのはそのためと思われる。)を、映像表現の工夫でで大変惹きつけられる内容にしている京アニの底力に大変驚かされます。

千反田えるの事件の回想シーンはドラマ「トリック」の演出みたく見えて大変面白かったです。しかし問題の先生は回想シーンのマネキンみたく本当にヅラだったのでしょうか?原作にあったわけでもないのに妙にマッチしていて笑えました。
わたし気になります!(笑)

千反田えるの「わたし気になります」もバリーションが増えてきましたね。(笑)「わたし気になります。」でチビえるの集団がホータローにまとわりつく様は(チビえるの髪が赤かったため、遠目に見るとガラモンの集団がまとわりついってるように見えるのは自分だけでしょうか?)、以前見た怪獣映画「ガメラ2 レギオン襲来」(96年)で展開されたガメラにまとわりついて攻撃する小型レギオンの集団のようであり(こちらの絵ヅラはかなりグロイです。)みたく見えました。
今後の「わたし気になります」バリエーションの増大に期待!!


しかし以前「私すごく気になります!!」で締めた古典部の活動内容に対する疑問ですが、文化祭で文集「氷菓」を発行する以外は決まった活動目的がないそうで、ホータロー曰く存在理由が判らない部活なんだとか。
自分が通ってた高校には文芸部なるものが存在し、これは創作活動ではなくただ本を読んでいくだけの部活だったような気がします。古典といったって何も「源氏物語」のような何百年・千年前の作品に限らず、最近の名作だって古典とこじつけることだってできるでしょう。
となると古典部は本来自分の母校に存在していた文芸部みたく読書を主体にした部活だったのではと思うわけなんです。
そう仮定すると

…って事あるごとに文庫本を読んでいるものぐさな省エネ人間・ホータローが一番真面目に部活してるということになるんですけど!!

そうなの、ホータロー!?

私すごく気になります!!
(まあホータローの代は完全スーパーフリーですね。大学のサークルじゃないのに存在が許されるの!?そこもすごく気になります!!)





Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.