ハイキングin鎌倉
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2012/09/29 19:55:42
最近精神的にしんどい状態が続いてあまり外出しなくなっている為、調子のいい時は静かな場所へ出歩くようにしています。(目的も無しに人気の多い街中を行くと気分が悪くなってしまうので。)
その一環で鎌倉を囲む山々の尾根の山道のひとつ天園ハイキングコースを歩きました。
鎌倉を囲む三方の山々の標高は100~150メートルと決して高くないのですが、標高が低い割にアップダウンの激しい個所も多い為、尾根の山道は「鎌倉アルプス」の異名を持ち、手軽なハイキングコースとして休日はにぎわいます。
歴史的には鎌倉が三方山に囲まれた防御に適した地域だった為、源平合戦(治承・寿永の乱)で挙兵した源頼朝が関東支配の拠点にして後の鎌倉幕府成立に至るわけですが(他の理由として鎌倉に頼朝の先祖が代々屋敷を構えたり、鎌倉の近くに源氏重代の重臣三浦氏の拠点があったことが挙げられます。)、時代が下るにつれて切通し以外の陸路から鎌倉に敵軍勢を入れなくするために散歩の山々の尾根を切り開いて万里の長城のような防衛拠点に変化していった経緯があります。
今回行ったハイキングコースはところどころ明らかに人工的に作った崖のようなものがあったり、歩きにくくするためか大きな石が道のど真ん中に置いてあったりと、城砦都市鎌倉の名残と思われるものを幾つか発見できました。ハイキングコースすべてが中世鎌倉の産物だとは思っていませんが、鎌倉武士特有の墓である立派なやぐら(崖を防空壕のように掘って作った墓。供養塔や石仏がある。)があったことから、鎌倉武士の往来があったことは間違いありません。ロケーションとしては「水戸黄門」のような旅系時代劇の風景にぴったりな場所でした。(ちなみに鎌倉は日本で最も大河ドラマ製作に非協力な街だったりします。)
さて今回行ったルートは北鎌倉の建長寺の奥の石の階段を上った半僧坊のさらに奥を上ってハイキングコースの山道に入り(半僧坊へ続く石の階段が大変険しく、一番しんどかったです。)、鶴岡八幡宮の後ろの山を回り込んで二階堂の集落に降りて(今回は天園ハイキングコースとして最短ルートのショートカットです。)そこから覚遠寺~鎌倉宮~源頼朝墓所(鎌倉の内乱宝治合戦の時に4代執権北条時頼に敗れた三浦勢500人がここで自刃して滅亡します。)~鶴岡八幡宮とまわっていきました。
その後鎌倉駅を使って帰ったわけですが、鎌倉駅までの途中でよった茶処 こ寿々で食べたもりそばが大変うまかったです。(ここはわらび餅がうまいことで有名です。)地元ゆえに鎌倉での外食ってめったにやらないので新鮮ですね。
久々に今日は充実しました。
以前城砦都市鎌倉の概要についてブログを書いていますのでよろしかったらご覧ください。
↓
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1032798&aid=38090997
ちなみに私つくしの近所にあった難攻不落の戦国城郭・玉縄城が築城500周年ということで来月ささやかに住宅地でパレードをするそうです。
信長、秀吉、家康や市、おね、千姫に扮したひとたちが名古屋市内をパレードするんだよ
最近はおもてなし武将隊なんてのもあるからその子達も参加するかも
たまには行ってみようかなw
それに比べると中京地帯って広いんですけど鎌倉以上に歴史にバラエティが飛んで(なんたって信長・秀吉・家康発祥の地ですからね。)いい具合に史跡などが散らばってるので歴史好きとしては鎌倉以上に面白そうに思います。
名古屋は濃尾平野に囲まれ平坦な地形になるため歩きやすいですが、景色は田んぼか畑に囲まれておりますww
足を延ばせば色々史跡もあるようですが、どうしてもお散歩という訳にはいかないです
緑に囲まれた鎌倉いつか行ってみたいな^^
私つくしはかれこれ20年以上鎌倉に住んできたせいか、都市部のコンクリートジャングルよりも片田舎の山川湖に囲まれる方が好きです。(ちなみに海の方は海水浴の大群衆の印象からさほど好きというわけではありません。)
今まで国内を旅して中で滋賀県湖北が一番好きです。なごむ水郷の風景と琵琶湖の雄大さに本当に癒されます。
琵琶湖は自分の心の洗濯機です!
寝子は今日買い物に出かけましたが、人、人、人・・でとーっても疲れました。
自然の中で癒されたいです。
ただ鎌倉人として個人て言意見を述べるなら、鎌倉の世界遺産登録運動はものすごく不十分だと思っており、現時点での世界遺産登録は中途半端に鎌倉を世界に知らしめてしまう恐れがあるので大反対だったりします。
主な理由は近いうちにブログで書きます。
なつかしーなぁ・・・。
鎌倉って、ユネスコの世界遺産登録目指して、最近いっしょうけんめいになってますよね!