Nicotto Town


つくしのつれづれノート


小林賢太郎のポツネン氏

もはやこの人お笑いの枠にはめ込んでいいかわからないのですが、自分のおススメはラーメンズの小林賢太郎です。

インパルスやドランクドラゴンのようにテレビに活躍の場を広げていったコメディアンとは対照的に、舞台コントに熱意を燃やしているコメディアンです。(他にも戯作家・演出家・漫画家もやっているそうです。)
その小林賢太郎の個性が強く表れているのがポツネンというキャラで繰り広げられる文字通りの一人芝居であり、ライブコントなのですが、舞台公演としてトップクラスを誇る舞台演目となっているそうです。今年海外公演(モナコ公演)を果たすに至りました。
このポツネン氏は最近NHKのBSで「小林賢太郎TV」という不定期放送の番組で取り上げられており、私つくしはこの番組を通じてハマり、コント公演のDVDを借りて楽しんでいます。

ポツネン氏のライブ公演の内容も落語・マジック・映像とパントマイムを組み合わせたもの(「ハンドマイム」とか面白いです。)などコントの枠組みにとらわれない実験的なものが多いのですが(もはやお笑いとも演劇とも判別できない)、不思議な雰囲気で面白いです。



特に特徴的なのが「アナグラム穴」
アナグラムというと単語や文を組み替えて別の意味の言葉や文にしてしまう言葉遊びのことなのですが、ポツネンライブではカードに書かれた言葉を組み替えた後、小林賢太郎直筆のコメディイラストを添えて笑いを誘う内容になっています。

例えば
「おどるだいそうさせん」(踊る大捜査線)→ 「さそいだせるおうどん」(誘いだせるおうどん)
「ばんこくはくらんかい」(万国博覧会)→「こくばんはくらんかい」(黒板博覧会)

小林賢太郎は言葉遊びを好んでネタにすることが多く、語感のいい言葉を見つけたらネタ帳に書き込んでいるそうです。(ネタ帳が単語でびっしりしてるのをTVで見ました。)その独特な言語感覚かライブ公演のポツネン氏の口調も独特でありバラエティに富んで面白いです。
私つくしも講談やサイレント映画の日本語表現が好きな一人であり(そういう意味では「のぼうの城」の狂言師・野村萬斎の独特な口調もスゴイ好き)、日本語を表現をネタにするコメディアン・小林賢太郎のコントはスゴイ新鮮に感じています。


このポツネン氏のライブ公演いろんなところでやっており、横浜公演があったら是非一度見に行きたいですね!!

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2012/11/15 22:23
ぇぁ様へ…おススメですよ!言葉遊びだけでなく映像とパントマイムを組み合わせたものも大変面白いです。できればNHKの「小林賢太郎TV」もDVD貸してくれると嬉しいのですが…
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2012/11/15 21:59
へーぇ、おじい様が俳人だったとは~^^
詳しくありがとうございます!!
DVD借りようかな・・・。
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2012/11/15 18:00
ぇぁ様へ…言葉遊びなどの独特な言語感覚は、小林賢太郎の祖父が俳人だったことが影響なんだそうです。NHKの「小林賢太郎TV」で小林賢太郎の言語感覚について詳しく特集されていたのでスゴイ興味深かったです。
小林賢太郎のポツネン氏はラーメンズのコントよりも洗練されてると思います。DVDがTUTAYAでも置いてありますので観るのはたやすいですよ(^-^)
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2012/11/15 00:23
実は、昨日もこのブログを読んでました^^
私もお笑いカテゴリーでラーメンズのこと書こうかなーと少し思ってました^^;
TVで「標本片桐」のネタを見て以来知ってますが・・・最近は全然だったりします^^;;;
ラーメンズのネタで言葉遊び的なのがあるのは、小林さんからなんですね。。。




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