今夜の夕飯はロースのとんかつ。肉屋にいったら3種類のロース肉がありました。
さあどれにしよう？
などとくだらないギャグをかましましたが要するにアレです。サンタクロースです。
はげ頭でデブタレントのパイオニアみたいな存在。
真夜中に民家に侵入して、寝ている子供たちになんかするおっさんです。

変質者じゃねーか!!


…しつこい冗談はさておき、トナカイをに牽かれたそりに乗って煙突から家に侵入し（不穏な響きばかり並べて申し訳ありません。が時々煙突に引っかかって逮捕される泥棒のニュースよく聞くんですよね（笑））、寝ている子供たちにプレゼントを届ける子供のヒーロー（白髪の爺さんをヒーローと呼ぶのはおかしいような気がしますが…）みたいな存在なわけです。

子供の頃、親がサンタに化けて枕元にプレゼントおいていってくれたのを誰もが経験してると思います。そのサンタが親だってことを知ってしまった瞬間なんかを、
大人の階段をまたひとつ登った瞬間と認識した人がどれだけいるかすごく気になるところです。


このサンタクロース、今から約1700年に実在したキリスト教の聖人・ミラのニコラオスという人物がモデルになっているといわれます。聖人なんで聖ニコラオスというのがなまってサンタクロースになったんだろうなあ…
このニコラオスに貧しい娘のいる家の煙突に向かって金貨を投げ入れたという逸話（しかも曽於金貨は暖炉に吊るしてあった靴下にうまいこと収まったという）があり、これが皆が知るところのサンタさんになっていったの想像に難くはありません。
（他にも冤罪の死刑囚を救いだしたり、殺されて塩漬けになった子どもを生き返らせたりと本家のキリスト並みの活躍をしてるらしい）

なんかそんな聖人を変態呼ばわりしてちょっと申し訳ない気がします。
まあ現在のイメージが元になった逸話を誇張しすぎているので、どうしてもやっかみたくなるんですよね。
個人的には逃走中に屋根の上から小判をばらまくネズミ小僧や、歳末にランドセルを寄付する伊達直人（「タイガーマスク」の主人公を名乗って慈善活動をするのが流行りましたよね。今年は出てくるかな？）の方が現代におけるサンタのイメージにピッタリなんじゃないかと思います。


そんなサンタさんの絶対的なカラーリングは赤という絶対的な認識があると思うのですが、ニコットのサンタ衣裳のアイテムのカラーリングの中には緑もありましたよね。実際サンタクロースのカラーリングに緑というのも結構有名みたいなんです。
そのサンタクロースを真っ赤に染めた張本人がコカコーラだという俗説が存在しているのをご存知でしょうか。（なんか血で染まった殺人犯みたいな言い草で嫌だなあ（苦笑））

これはコカコーラの赤と白のイメージカラーを浸透させるために緑のサンタさんを真っ赤に染めてＰＲしたら世界中に広まったというもの。
さてはサンタはコカコーラの手先か!?
…と陰謀めいたものを考えたくなるんですが、残念ながらコカコーラがサンタを宣伝に使用する（1930年代のことだという）以前にサンタのイメージは確立しているということなので事実ではないようです。
とはいうものの昔からクリスマスシーズンになるとイルミネーションの施されたデコトラに乗ったサンタさんが雪の中やってくるというコカコーラのＣＭが流れている為信じている人がたくさんいるんですよね。
コカコーラには虚実か判別しにくいような巧妙な冗談が結構あり、都市伝説を意味するフォークロアをもじってコークロアなんて呼ばれているそうです。（コークはコーラのことですよん。）


以上、クリスマスイブの夜にサンタネタを並べてみました。
…なんか読み返すとサンタの記事なのに平然と変質者・変態・泥棒・殺人犯など、とんでもない言葉ばっかり並んでるよなあ。（笑）
聖なる夜の子供の夢をぶち壊してしまったらマジでごめんなさいm(__)m